「この曲、最近の曲だと思ったら昭和だった!」
TikTokやYouTube、音楽配信サービスをきっかけに、そんな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
今、昭和歌謡やシティポップなど、昭和に生まれた音楽が若い世代から改めて注目されています。
当時を知る人にとっては懐かしい曲でも、初めて聴く世代にとってはむしろ新鮮。力強い歌声や印象的なイントロ、思わず口ずさみたくなるメロディなど、今聴いても「かっこいい!」と思える曲がたくさんあります。
でも、昭和歌謡に興味を持っても、「曲が多すぎて何から聴けばいいの?」と迷ってしまいますよね。
そこで今回は、昭和歌謡初心者でも入りやすい曲の中から、今聴いてもかっこよく、思わずテンションが上がる名曲を5曲ピックアップしました。
昭和歌謡が再び注目されている理由や、今どこで聴けるのかもあわせて紹介します。
なぜ今、昭和歌謡が若い世代に流行っているの?
昭和歌謡の再注目は、単に「昔のものが懐かしい」という理由だけではありません。
昭和をリアルタイムで知らない世代にとっては、当時の音楽やファッション、レコード、フィルム写真などが、むしろ自分たちの身近にはなかった新鮮なカルチャーとして映っています。
2026年にも、シティポップや昭和歌謡がSNSや各種メディアを通じて日常的に触れられる存在になり、若い世代から「エモい」カルチャーとして再評価されていることが紹介されています。

SNSから昔の曲に偶然出会えるようになった
大きな変化のひとつが、音楽との出会い方です。
以前なら、昔の曲を知るきっかけは家族が聴いていたCDやテレビ番組などが中心でした。
今はTikTokやYouTube Shortsなどを見ているだけでも、何十年も前の曲が突然流れてきます。
曲名や発売された年代を知らなくても、「このイントロ好き」「この歌声かっこいい」から昔の曲へ入っていけるようになりました。
実際に若い世代を対象とした音楽調査でも、SNSや音楽配信サービスのアルゴリズムを通じて、自分の世代ではない楽曲に自然と触れるケースが報告されています。
歌声や曲の展開が印象に残りやすい
昭和歌謡を聴いてみると、イントロを聴いただけで「何か始まりそう」と感じる曲や、歌い出した瞬間に誰なのか分かるほど個性的な歌声の曲が多くあります。
華やかなアイドルソング、ロック色の強い歌謡曲、ディスコサウンド、大人っぽい楽曲など、その振り幅もかなり広め。
今の音楽とは違ったアレンジや歌い方そのものを「かっこいい」と感じられるのも、昭和歌謡のおもしろさです。
ファッションや映像も含めて楽しめる
昭和歌謡を楽しむなら、音だけでなく当時の映像を見てみるのもおすすめです。
衣装、メイク、髪型、ステージセット、振り付けなど、現在とはかなり違う部分もあれば、「今見てもかわいい!」と思える部分も。
昭和レトロや平成レトロが好きな人なら、音楽からファッションやカルチャーへ興味が広がっていくかもしれません。
昭和歌謡は今どこで聴ける?
「昔の曲ならCDを探さないと聴けないのでは?」と思うかもしれませんが、現在は多くの昭和歌謡を音楽配信サービスで楽しめます。
- Apple Music
- Spotify
- YouTube
- Amazon Musicなどの音楽配信サービス
Apple Musicには「歌謡曲ヒッツ」やアーティスト別の入門プレイリストなども用意されているので、「誰から聴けばいいのか分からない」という人にも便利です。
また、YouTubeでは公式チャンネルなどから当時の映像やライブ映像が公開されている場合もあります。
ただし、楽曲によって配信されているサービスや音源・映像の種類は異なります。気になる曲が見つかったら、普段利用している音楽サービスで曲名を検索してみてください。
昭和らしい雰囲気ごと楽しみたいなら、レコードで聴いてみるのもひとつの楽しみ方。まずはサブスクで気軽に聴いて、好きなアーティストを見つけていくのがおすすめです。

今聴いてもかっこいい!テンションが上がる昭和歌謡5選
ここからは、Fiache.編集部が「昭和歌謡をほとんど知らない人でも入りやすい」「今聴いてもかっこいい」「気分を上げたいときに聴きたくなる」という視点で5曲をセレクトしました。
1.荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」
昭和歌謡に詳しくなくても、一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」は、ユーロビートの勢いを感じられるダンスナンバー。
イントロから一気に気分を上げてくれるので、「とにかくテンションが上がる昭和の曲を聴きたい!」という人の一曲目にもぴったりです。
リズムやサウンドには80年代らしさがありながら、現在聴いてもダンスミュージックとして楽しめるところが魅力。
Apple Musicでも荻野目洋子さんの入門プレイリストの代表曲として紹介されており、昭和歌謡初心者が入りやすい一曲です。
2.中森明菜「DESIRE -情熱-」
「かっこいい昭和アイドル」と聞いて、中森明菜さんを思い浮かべる人も多いはず。
その中でも、テンションが上がる曲として紹介したいのが「DESIRE -情熱-」です。
落ち着いた低音から力強さを増していく歌声と、一度聴いたら印象に残るメロディ。さらに当時の衣装や振り付けを含めて見ると、中森明菜さんならではの世界観をより楽しめます。
かわいいだけではなく、強さや大人っぽさを感じる昭和アイドルを知りたい人にもおすすめです。
中森明菜さんは現在もApple Musicなどで初心者向けの公式プレイリストが組まれるなど、世代を越えて楽曲を聴きやすいアーティストのひとりです。
3.アン・ルイス「六本木心中」
昭和歌謡という言葉から、しっとりした昔ながらの歌をイメージしている人にぜひ聴いてほしいのが、アン・ルイスさんの「六本木心中」。
歌謡曲とロックが混ざり合ったような力強さがあり、今聴いても「普通にロックでかっこいい!」と思える一曲です。
アン・ルイスさんのパワフルな歌声も大きな魅力。
ドライブ中や気分を切り替えたいときなど、少し強めの曲が聴きたい日に合わせたくなります。
「昭和歌謡=アイドルソング」というイメージがある人にこそ、昭和の音楽の幅広さを感じてもらえる曲です。
4.山口百恵「プレイバック part 2」
イントロから漂う緊張感と、山口百恵さんの落ち着いた歌声が印象的な「プレイバック part 2」。
1978年に発表された楽曲ですが、今聴いても古さだけを感じるのではなく、むしろその潔さやクールさが新鮮に感じられます。
山口百恵さんはかわいらしいアイドルソングから大人っぽい楽曲まで幅広く歌っていますが、かっこいい昭和歌謡から入りたいなら、この曲は特におすすめ。
「昔の曲って、こんなに強い雰囲気だったんだ」と感じられる一曲です。
5.ピンク・レディー「UFO」
最後は、昭和を代表する女性デュオ、ピンク・レディーの「UFO」。
印象的な振り付けとキャッチーなメロディで、現在でもテレビやカラオケなどで耳にする機会のある曲です。
テンポがよく、ふたりで歌う楽しさもあるため、聴くだけでなくカラオケで盛り上がりたい人にもおすすめ。
昭和のアイドル文化らしい華やかさを感じつつ、歌・ダンス・衣装まで含めて楽しめます。
「昭和の音楽を難しく考えず、とりあえず楽しい曲から聴いてみたい」という人にも入りやすい一曲です。
5曲聴いて気になったら、次は「アーティスト単位」で探してみよう
昭和歌謡は曲数がとても多いので、最初から「昭和の名曲100選」のようなプレイリストを聴くと、何から聴けばいいのか分からなくなってしまうこともあります。
そんなときは、気に入った一曲から同じアーティストの曲を何曲か聴いてみるのがおすすめです。
たとえば、
- 「DESIRE -情熱-」が好き → 中森明菜
- 「プレイバック part 2」が好き → 山口百恵
- 「ダンシング・ヒーロー」が好き → 80年代ダンス歌謡
- 「六本木心中」が好き → ロック色の強い女性ボーカル
- 「UFO」が好き → 昭和アイドル・デュオ
というように広げていくと、自分が好きな昭和歌謡のタイプが少しずつ見えてきます。
「昭和歌謡」とひとことで言っても、しっとりした曲から激しいロック、キラキラしたアイドルソング、ディスコ調の楽曲まで雰囲気はさまざま。
年代やジャンルにこだわりすぎず、「この曲なんか好き!」という感覚から探していくくらいがちょうどいいと思います。
昭和歌謡はカラオケで楽しむのもおすすめ
気に入った曲が見つかったら、聴くだけでなくカラオケで歌ってみるのもおすすめです。
2026年上半期のJOYSOUND演歌・歌謡曲ランキングでも、昔から歌い継がれている定番曲が上位を占めており、現在も幅広い年代に歌謡曲が歌われています。
今回紹介した曲には、振り付けまで楽しめるものや、サビで一気に盛り上がるものもあります。
自分が生まれる前の曲でも、友達や家族が知っていて一緒に盛り上がれることがあるのも、昔の名曲ならではのおもしろさです。

まとめ|昭和歌謡は「懐かしい」だけじゃない!好きな一曲から聴いてみよう
昭和歌謡というと、「親世代・祖父母世代が聴く音楽」というイメージを持っていた人もいるかもしれません。
でも実際に聴いてみると、印象的なイントロやパワフルな歌声、個性的なメロディなど、今の音楽とはまた違ったかっこよさがあります。
今回紹介したのは、
- 荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」
- 中森明菜「DESIRE -情熱-」
- アン・ルイス「六本木心中」
- 山口百恵「プレイバック part 2」
- ピンク・レディー「UFO」
の5曲です。
もちろん、昭和歌謡にはまだまだたくさんの名曲があります。
SNSで偶然流れてきた曲でも、家族が聴いていた曲でも、選び方に正解はありません。まずは「これ、かっこいい!」と思った一曲から、自分の好きな昭和歌謡を探してみてくださいね。






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