スマートフォンやパソコンが普及するにしたがって現代病とも化している肩こりですが、痛みが酷いと仕事や家事に集中できないこともあります。今回は、家でできる肩こり解消のストレッチを紹介します。
肩こり解消!家ですぐ出来るストレッチ方法を教えて!
肩甲骨のストレッチがおすすめ♪
「肩こりなのだから肩自体が悪いんだ」と思っている人は多いのではないでしょうか?
でも実は、そうとも限らないんです。例えば疲れ目や眼精疲労からくるものだったり、同じ姿勢でいることやストレスによるものだったりと原因はさまざま。ここでおすすめしたいストレッチは、肩こりに深く関連する「肩甲骨のストレッチ」です。座ったままでもできるので、肩こりで悩まされている人は、仕事や家事の合間に休息を取りつつ、こまめに行うことを推奨します。
肩甲骨のストレッチ方法はこちら!
① 肩甲骨を引き寄せる
まず、椅子に浅く腰掛けます。それから姿勢正しく背筋を伸ばして後ろで手を組み、意識して肩甲骨を引き寄せます。肩こりがひどい人の中には肩が内側に入っていたり猫背だったりと、悪い姿勢が癖付いてしまっている人も少なくありません。肩甲骨を引き寄せる際は、身体にピンと棒が入っているように、頭の位置が背骨の上にくるようにしましょう。ちょっとした姿勢のゆがみが、仕事や家事にすら影響する肩こりの原因となってしまうのです。
② 肩甲骨をほぐす
最初はなかなか辛い体勢かもしれませんが、この状態がうまく作れたら、後ろで組んだ手はそのままに肩を回します。こうすることで、肩甲骨がほぐれます。これを30回。決して大きな動きではないので、デスクワークでなかなか席を立ちづらい、動きづらいという人でも比較的気軽に取り組めるストレッチと言えるでしょう。
③ 肩甲骨を開く
そのままへそを覗き込むようにして、顔を伏せます。すべての工程を経ても、だいたい1分ほど。休憩時間でなくとも、ちょっとした肩のこりを覚えたときや身体が重たく感じられたときにすぐできるので、なかなか決まった時間にストレッチをするのが難しいという人でも1、2分の隙間時間に肩甲骨ほぐしのストレッチをすることができるのです。
肩こりを解消すると、体重の減量につながったり、スタイルがよく見えたりと良いことづくし。肩こりに対する悩みが少なくなったというだけで、明るい気持ちでデスクに向かえることでしょう。