手軽にできるボディアートとしてヘナアートが日本でも注目を集めています。肌の露出が多くなる夏のオシャレにはピッタリですね。ここでは、ヘナアートについて紹介していきます。
夏のオシャレにオススメ!ヘナアートについて教えて!
ヘナと呼ばれる植物由来の染料を用いたボディーアートのこと♪
ヘナアートとは、ヘナと呼ばれる植物を由来とする染料を用いたボディーアートのことです。ヘナに含まれるローソンとタンニンという成分が、肌のたんぱく質と結びつくことで表皮を染めます。ヘナアートはインドを中心に北アフリカや西アジアなどの様々な地域で縁起物や魔除けとして愛され続けている伝統文化です。2週間から1ヶ月程度で消える特徴があるために日本や欧米でも人気を集めています。
ヘナアートのメリットは?
① 天然の植物を原料にしているので安心
ヘナアートの魅力は、植物由来の成分でできていることです。かぶれやアレルギー反応が出にくい傾向があります。3000~4000年もの長い歴史があることも安心できるポイントですね。肌を染めるだけなので、肌を針などで傷つけることもありません。しかし、染料の中には化学物質が添加されているブラックヘナもありますので、しっかり確認するようにしましょう。
② 時間の経過で消える
肌のターンオーバーに応じて色が消えていくのも、ヘナアートのメリットです。染めた直後はオレンジ色ですが次第に茶色へと変わっていき、2~3日後にははっきりとしたダークブラウンに染まり、2週間から1ヶ月後には消えていきます。続く時間は部位によって異なり、角質の多い部位程長続きし、角質が少ない部位では早く消えやすくなります。
③ デザイン性の高い模様が豊富
ヘナアートに用いられる模様には様々な種類があり、それぞれに意味が込められています。ハスの花は人気のあるデザインの一つです。仏教やヒンドゥー教ではハスは神聖な花として扱われており、清らかさや純潔といった意味があります。マンダラは宇宙の象徴とされている模様です。複雑な模様が美しいために、人気も高いデザインです。優雅なデザインが特徴的なクジャクは愛や富の象徴という意味があるとされており、海外では結婚式の時に用いる模様としても好まれています。ヘナアートには多くのモチーフがありますが、込められている意味は地域によって異なるケースもあり、明確に決まっているわけではありません。自分なりの解釈を加えてヘナアートを楽しむのも良いでしょう。