敏感肌のタイプによってスキンケアの方法が違います。効果的なケアをするには敏感肌タイプをチェックする必要があります。この記事では敏感肌タイプをセルフチェックする方法と原因やケアの方法をご紹介します。
敏感肌のタイプは大きく分けると4つ
一括りに敏感肌といっても、特徴によってタイプがあります。年齢敏感肌・生活敏感肌・敏感肌予備軍・時期的敏感肌です。それぞれ原因やケアの方法が違います。
① 年齢敏感肌
肌質がいいと褒められることも多かった人も加齢とともに肌の調子が崩れてきます。加齢は誰にでもやってくる脅威です。
②皮膚に厚みが出てごわつきを感じる。
③シワ、タルミ、クスミが気になってきた。
④ほうれい線が目立ってきた。
⑤少したれ目気味になってきた。
このような症状の時には年齢敏感肌を疑います。若い時に普通肌の人は年齢を重ねると乾燥肌になる傾向があります。コスメをエイジングケア用に切り替えましょう。
② 生活敏感肌
睡眠不足や不規則な生活が要因の場合には生活をチェックする必要があります。
②平均睡眠時間が6時間を切る。
③偏食がある。
④ストレスが多い。
⑤よく胃の不調を感じる。
⑤便秘気味だ。
⑥食べすぎることが多い。
⑦乾燥気味なのにニキビや吹き出物が多い。
⑧クスミが目立つ。
このような状態のときの生活習慣が原因で敏感肌になっていることが多いものです。このような場合には原因になっている不調を治す必要があります。生活態度を見直したり、病気の場合には治療をします。睡眠時間の確保、偏食の改善、不足する栄養素をサプリメントなどで補うなどの対策が必要です。特に便秘は肌不調の大きな要因です。生活習慣の改善中にも敏感肌用のスキンケアで保湿をしましょう。
③ 敏感肌予備軍
敏感肌予備軍とは、現状は普通肌なのになんとなく不調を感じる、たまにカブレなどの症状が出る状態です。そのまま放っておくと敏感肌になってしまいます。
②笑うと小じわが気になる。
③日によって肌の調子が違う。
④季節や冷暖房を気にせず一年中同じスキンケアをしている。
といった状態の人は、このまま放置すると敏感肌になってしまいます。また、この時期には脂性肌の人が脂性・乾燥混合肌に変わったりしまう。小じわが気になる部分に保湿剤を加えたりして調整すると良いでしょう。また季節によってコスメを変えるようにして敏感肌へ突入するのを防止しましょう。
④ 時期的敏感肌
このタイプは妊娠や生理の時期に起きるホルモン要因タイプと季節の変わり目に起きる季節要因タイプがあります。
ホルモン要因
ホルモンバランスの崩れが原因で起きる敏感肌です。妊娠、出産、生理、更年期などホルモンバランスが崩れる時期に起きるので比較的簡単にセルチェックできます。この時期に刺激的なコスメを使うとシミなどの原因になります。刺激が少ない基本的なケアだけにして、できるだけ穏やかな気分でこの時期をやり過ごすことがケアになります。
季節要因
秋冬の空気の乾燥とともに始まる乾燥肌と、春から夏に始まる日光過敏があります。どちらも始める時期がはっきりしているのでセルフチェックも比較的簡単です。