【編集長ブログ⑤】発達障害を持つ子の生き様

みなさんこんにちは
Fiache.編集長(40歳♂)です。

今回はちょっと真面目なお話です。
特に面白いことはないので面白いの期待している方はすみません。

もし、自分自身やお子様が該当して悩まれている方がいらっしゃったりしたら共感できるかなー?
できないかなー?って感じです。あまり参考にはならないかもしれません。

というわけで早速なんですけど発達障害って聞いたことありますか。
最近耳にする機会が増えましたよね。

2022年12月13日に発表された文部科学省の調査では公立小中学校の8.8%に発達障害の可能性があるという結果が発表されました。

一言で発達障害といってもいろんなタイプの方がいらっしゃいます。
注意欠如・多動症(ADHD)とか自閉症スペクトラム症(ASD)とか学習障害/限局性学習障害(LD/SLD)とか。

さらにその中でも細かく分かれているので一概に発達障害だからこう!ってわけではないんですよね。
発達障害の詳しい情報について他のサイト等でいっぱい表示されているので興味がありましたら是非探してみてください。

というわけでここから本題です。
我が家の息子(7歳牡馬未勝利)も発達障害の可能性が非常に高いと言われています。
今日はそんな7歳牡馬未勝利のお話です。

保育園での生活

保育園に入って何カ月かたったくらいで育てにくいでしょーって3歳児検診の際に言われます。
先生はいろいろな子供を見ていますが、我が家にとっては唯一無二の存在ですし、そもそも男の子って基本バカチンなのでまあこんなもんじゃないの?って思っていましたが、先生からのこの発言をきっかけに注意してみるとちょっと変わったことが見えてきます。

代表的なことを挙げると、

  • 落ち着きがない
  • いきなり怒って泣き出す
  • エスカレーターに乗ることができない
  • 電車がくると耳をふさぐ
  • 目を離すと1秒でいなくなる

みたいな。。。

ちょっとよそ様のところと比較すると頻度は多いかなーって思いながらも、子供が理不尽に泣くのは当然のことだし、エスカレーターだって怖いよねー、電車もうるさいしって思っていました。

このころはまだちょっとうちの子変かも?面白いかも?くらいです。

保育園の卒園式は圧巻でしたね。

そうそうに式に飽きてしまい卒園証書を投げて遊んでましたね。
周りの大人たちが慌てふためいていました。

小学校入学

もちろん入学式からちゃんと見せ場を作ってくれます。

みんなが校歌を聞く(歌う)ために立っているときに7歳牡馬未勝利だけ座っています。

なんで座っちゃったの?って聞くと疲れちゃったし興味がなかったからと大物感を漂わせる発言をしてきます。
さすが編集長の血が流れているだけあります。

記念写真の時にも初めて会った同じクラスの子と小突きあって周囲の大人たちが止めに入るが全くやめる気配がありません。

基本的には極度の人見知りなのですが、迷子になったと思って必死に探し回っていたら全然知らない家族と一緒に遊んでいることもあったりするのです。

そのスイッチはいまだにわかりません。

この辺りももしかしたら特性なのかもしれません。

ちなみに私も極度の人見知りです(笑)

WISC検査

小学校1年生の時にママ友にWISC(ウィスク)検査の存在を教えてもらい、担任の先生と教育相談の相談員に相談したところ是非受けた方がよいと勧められました。

WISCはウェクスラー式知能検査の1つでWISC-Ⅳでは、全体的な認知能力を表す全検査IQと「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」の4つの指標をそれぞれ数値化した結果が見られる検査です。
なんか難しいですね。
(※気になる方は調べてみてください)

すごく簡単にいうと能力値を数値化してくれるみたいな感じです。
実際このころは明らかに他の子と様子が違ってきていました。

このころの特徴はこんな感じです。

  • 水に顔をつけることができない(※スイミングスクールに2年ほど通って。)
  • 促されるまでご飯を食べない
  • 口にものを入れる前に口を閉じるのでこぼす
  • 興味が無いことにはとことん無関心、集団から離れてまったく別のことをしてしまう
  • ルールを理解できずに独自の遊び方をしてしまう(※じゃんけんでパーを出したら勝ちなど)
  • 食事に興味を示さない
  • スプーンや鉛筆、ハサミなどの持ち方が安定しない
  • 離席が多い
  • 至近距離での呼びかけにも反応しないことが多い

検査結果の詳細は公表できないですが、IQ(知能指数)は平均以上だがワーキングメモリーが極端に低いという結果でした。

そのため自分の処理能力で収まること、即答できるものであれば人並以上にできるが、ちょっと考えることが必要な作業は脳内でさばききれずパニックになるという感じですね。
IQが高い分、ワーキングメモリーの低さとのギャップで非常にストレスになるというものです。

あっIQが高いといってもMENSAとかそういうレベルで高いわけではないです。
ちょっとだけ高めってだけです。
多分編集長の方が高いです(笑)

小学校での生活

小学校は基本的に普通のクラスに所属していて週に2時間だけ支援学級に通っています。
支援学級はとても楽しいらしく毎週楽しみにしています。

ちなみに現在の学校生活の我が子はこんな感じ。

ずっと絵を描いている
自由帳が真っ黒になるまで絵を描いています。
学校から帰ってくるたびに今日は算数の時間にいっぱい絵を描いたと報告してくれます。

自由帳の消費量が半端ないです(笑)

机の下に隠れる 机の上に座りだす
地震は来なくても突然机の下にかくれます。
まさに謎行動。
何から隠れているかも謎!

いきなり廊下に出ていく
廊下にシミが有ったりすると気になって見に行かないと気がすみません。
確認してもすぐには戻ってこず寄り道してから自席に戻ります。

シミは気になるけど後ろにいる父兄は気にならないのが逆にすごい!

鍵盤ハーモニカのホースをずっと頭に巻いている
楽しいでしょうねー、昭和の酔っ払いのおじさんみたいで。

わかります。
わかりますけども・・・それじゃあ吹けませんね。

映像を見ながら奇声を発する
道徳の授業。
Youtubeの見過ぎで現実と空想の区別がつかなる子のお話でこわくなったのか、突然「きゃー」って大騒ぎしてました。
さすがにこれには先生も周りの児童もびっくりです。

国語の音読で一人だけ違うページを読んでいる
大きな声で元気よく違うページを読んでいます。
周囲のノイズ(本当はこっちがノイズ)が気にならず普通に読めることがある意味素晴らしいです。

これが普段の授業ではなくて授業参観の時です。
他の親御さんも1年生の時はざわついていましたが、2年生になったいまでは最近は慣れたようで特にリアクションもなくりました。

親としても最初はとても恥ずかしかったのですが、最近では次は何をしてくれるんだろうというワクワク感が出てきています。

編集長もそうなのですが7歳牡馬未勝利も周りの方々にはとても恵まれていて、担任の先生も一緒に発達障害の特性について勉強してくれたり、保育園からずっと一緒の同じクラスの子たちも支えてくれたりしています。

上級生も7歳牡馬未勝利を見ているのが面白いらしく、休み時間のたびに7歳牡馬未勝利を探せ!という遊びをしているらしく、上級生の間ではトップクラスで知名度が高く人気があるようです。

思えば編集長自身も当てはまることがちらほら。

編集部のみんなには共有していますが基本的にずっと椅子に座っていられないので、会議の時以外は30分に一回くらいふらふらと席を立ってどこかに行きます。

でもね、こんな7歳牡馬未勝利だからこそ、少しのことができるようになっただけですごくうれしいんです。
同じ年の他のみんなが当たり前にできているようなことでもです。

初めて自転車に乗れた時や初めて水に顔をつけれた時は涙が出るほどうれしかったです。

ちなみに編集長はそのタイミングでパチンコをしていましたので現場を目撃していません。

最近は植物、特に食虫植物にはまっているようでずーっとハエトリグサの捕食シーンの動画を見ています。
いろんなことに興味があることはいいのですが御飯中に見るのはやめていただきたいです。

こんな楽しい生活を送っている7歳牡馬未勝利の成長の記録でまた新しい話が出てきたら報告しようと思います。

SHOW HEY編集長Fiache.編集部 編集長

アラウンドフォーティーのぴっちぴちの編集長(牡) 
谷保と保谷を間違えて編集長に就任。
趣味はパチンコ、麻雀、競馬、ゴルフとおじいちゃんたちとのたわいもない会話。

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