グルテンフリーダイエットって何?
グルテンフリーとは、小麦などのグルテンを食べないことでアレルギーや消化不良の改善、治療のための食事療法でした。しかしある時、プロテニスプレイヤーのジョコビッチ選手が自分もしていることを公言すると、ヨーロッパを中心としてあっという間に広まりました。
グルテンフリーダイエットをしようと思った理由
そもそも私がグルテンフリーダイエットをしてみようと思った理由は、母がやっていたからです。母は慢性的に目がかゆい状態に苦しんでいたのですが、グルテンフリーになってからは、その症状から解放されていました。
私もまた、グルテンをたくさん取った後だいたい目が痒くなりました。因果関係は不明でしたが、とりあえず考えるよりもやってみようと思いついたのがきっかけです。
ダイエットの結果
結論から言うと、1ヶ月で−1.5kg程度痩せることができました。
グルテンフリーダイエットをする前は、健康になりながら少し痩せられれば良いな、程度に思っていました。実際やってみると、体重の減少は体調が良くなったことの副残物的な効果だと思います。
ダイエット中の食事
ダイエット中の食事の一例です。
朝: たらこおにぎり、お味噌汁(お米、のり、たらこ、大根、ワカメなど)
昼 :パッタイ (フォー、ひき肉、卵、玉ねぎ、もやし、ニラ、ピーナツなど)
夜 :サラダと納豆オムレツ (お米、鶏胸肉、コーン、レタス、 卵、納豆など)
夜は軽めにすると体重が落ちやすいです。
また、調味料にも小麦粉を使用しているものもあるので注意が必要でした。
グルテンフリーダイエットをすることで生じるメリット
辛い症状が改善された
何より目に見えて目のかゆみがなくなりました。
かゆいと目をついこすってしまったり、かき続けてしまいます。それでは目にとって良いことはありませんよね…目のかゆみがなくなったことは大きな収穫だと思います。
なんとなく身体が軽い
朝起きた時の身体の重さ、疲れやすさが軽くなったと思います。スッキリと目覚められるとその日1日の生産性がアップします。
グルテンフリーダイエットをすることで生じるデメリット
お金がかかる
アメリカなどの先進国においては、スリムな体型の人より肥満傾向の強い人の方が貧困であるというデータが出ています。肥満ならお金があって好きなものばかりを食べている、肥満は裕福さの象徴のようなイメージがありますがそうではありません。
これは栄養バランスを気にかけ、自炊ができないことを意味し、安価に手に入るパンやパスタ、ファストフードを食べお腹を満たしてしまっているからと言えます。
日本でも、パンやパスタはお手軽です。私もお金のない学生時代パスタをまとめ買いして一食で過ごしていましたし、忙しい朝パンを焼いて適当に食べ、夜はパスタのみ一食で済ますということもあるのではないでしょうか。もちろんそういった食生活を一新しなければグルテンフリーは実現できません。
少しでも節約したい!と思う人は少し厳しいかもしれませんが、そこまで家計を圧迫するほどではありません。
ストレスが溜まる
これが一番自分の中で大きいデメリットでした。
そもそも私は乳製品が大好きなのですが乳製品には小麦粉がつきものなので、我慢を強いられます。
制限してみて普段どれだけ自分の食生活が炭水化物を中心に回っていたのか思い知りました。
人付き合いに支障が出る
飲み会の時に「あれが食べられない」「これが食べられない」と言ってしまうとみんなに気を使わせてしまうと思い言い出せませんでした。
人付き合いに支障が出るのも含め、ストレスが溜まってしまいました。
注意点
今はやりの低炭水化物ダイエットにも通ずるものがありますが、炭水化物を抜けばその時は体重が落ちます。
しかし私が少し痩せたのは和食中心のヘルシーな食事に変えたことでの変化なので、グルテンを断つ=痩せるというわけではないです。
グルテンを断ったとしても、ハイカロリーなものを食べ過ぎていれば体重は変わることはないでしょう。
続けるコツとしては、やはり適度に自分を甘やかすことだと思います。外食の際は好きなものを食べることや、根を詰めないことがポイントです。
また、炭水化物も適切な量は人間が活動するために必要なエネルギーですので、バランスよく栄養を摂りましょう。