まだ更年期を考える年齢でもないのに、髪のボリュームが減ってきた…。これってまさか、抜け毛⁉と悩んでいるすべての女性へ。実は、薄毛の原因はこんなところにあったんです。今回は髪が薄毛になる原因を5つご紹介します。
①ストレスによるホルモンバランスの乱れ
現代はストレス社会と言われており、職場の人間関係や友達付き合いなどでストレスを抱えている人が多いです。ストレスによるホルモンバランスの乱れは美容の大敵。薄毛の原因、堂々の1位です。特に女性ホルモンであるエストロゲンは、発毛サイクルにはとても重要。ストレスによってエストロゲンの分泌量が減少してしまうと発毛サイクルが乱れます。新たな髪が生えてこなくなったり、途中で髪が切れたり抜けてしまうこともあります。ストレスと上手に付き合って、エストロゲンの分泌量を安定させましょう。
②無理なダイエットによる栄養失調
無理なダイエットも薄毛の原因になります。食事を極端に制限するなどして栄養素が不足してしまうからです。当然ですが、私たちの体は私たちが日々食べているものから作られています。髪も同様です。髪に栄養を与えないと髪は育ちません。特に、無理なダイエットで血行が悪くなり、貧血気味になると髪の発育は非常に悪くなります。行き過ぎたダイエットはストレスの原因にもなりますので、お気をつけ下さい。
③食べ過ぎ(高カロリー・高脂質の食事)
無理なダイエットとは反対に、食べ過ぎも薄毛の原因になります。現代の食事、特に外食やインスタント食品は高カロリー・高脂質なものが多いです。それらの食べ過ぎによって中性脂肪を増やしてしまうと頭皮の血行を悪くしてしまいます。血行不良が発毛に良くないことは先ほど述べた通り。ストレス解消で爆食いしてしまうという方は注意が必要です。またダイエット後のリバウンドも髪にもダメージを与えます。
④睡眠不足、質の悪い睡眠
現代人は忙しい人が多いので、仕事や家事で睡眠不足になりがちな人も沢山いるでしょう。また飲酒やスマホのブルーライトなどで睡眠の質が低下している場合もあります。睡眠の乱れも薄毛の大きな原因です。睡眠には自律神経を整え、ホルモンの分泌を正常にするという重要な働きがあります。睡眠の質が低下すれば女性ホルモンの分泌も少なくなります。また男性ホルモンの分泌が増えてしまうということもあります。薄くなった髪を元に戻すには、深い睡眠を十分な時間取ることが必要です。
⑤妊娠や出産による一時的なもの
妊娠や出産時には女性ホルモンの分泌量が通常とは異なるため、一時的に抜け毛が多くなる方がいます。特に出産後脱毛は有名で、妊娠中に高いレベルになっていた女性ホルモンの分泌量が、出産後急激に減少することによって生じます。これは産後半年から1年の間で治るとされています。妊娠に関係した薄毛はあまり悩まなくて良いでしょう。ただしストレスや食習慣が関わっている可能性もあるので、妊娠、出産時も健康的な生活を心がけましょう。