年末年始はイベントがいっぱい!でも意外と正月飾りを飾る時期って知らなかったりしませんか?いまさら聞けない…と思っているあなたに、いつ正月飾りを出して片付ければいいのかをお伝えしちゃいます!
正月飾りはいつからいつまで飾ればいいの?
飾りはじめは12月28日!
片づける日は1月7日か1月15日のどちらかが理想です。
正月飾りの飾り始めは12月28日が一般的!片づける日は地方によって様々ですが1月7日か1月15日のどちらか!関東だと7日が多く、関西だと15日が多いです。それ以外の地域は場所によるため近所の人に聞いてみるのがベターです。新しく引っ越した地域などで聞く人もいないしどうしようと思っている方がいたら、7日に他の家はどうしているかを意識して見ておくといいでしょう。
なぜ飾りはじめは28日なの?
飾り初めが28日なのは「8」が末広がりで縁起がいいとされるから
「8」が末広がりで縁起がいいというのはご存じの方もいらっしゃると思いますが、実は28日に飾り始める理由はそれだけではないんです!
29日は「二重苦」と読めてしまうため縁起が悪いとされ、31日は「一夜飾り」と呼ばれ歳神様をお迎えするための正月飾りをギリギリにするなんて失礼!という考えがあるためよくないとされています。じゃあ30日はいいのか!となりますがこれが一番微妙なところで、30日は旧暦の大晦日になるため避けられる傾向が多いです。なにか外せない用事等がない限り28日に飾ると歴史的にも気分的にも良いお正月を過ごせます。
地方によって片付ける日が7日か15日で分かれている理由
この理由は江戸幕府のころまでさかのぼります。本来は15日までが正月飾りを飾っておく期間だったのですが、徳川家光の月命日の関係で15日から7日に変更されました。しかし当時は通信手段が今のように発達していなかったため日本全国にしっかりと情報が行き届きませんでした。それによって幕府の影響力が強い地域は7日と新しくなり、そうでない地域は15日のまま変わらなかったということが起きたため二種類の期間に分かれています。場所によっては「どんど焼き」といって歳神様をお送りするために正月飾りなどを燃やす催しがある場所があるので、そのタイミング片づけてもいいかもしれません。今住んでいる地域の特色や歴史を知ったうえでお正月を楽しんでみてはいかがでしょうか。