【大人】になっても読んで欲しい!絵本の楽しみ方&オススメ絵本10選

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こんにちわ(^^)フィアーチェ編集部、なごみです。
大人になってから絵本を読んでいますか?
子供の頃、絵本の世界にワクワクしたりドキドキした経験がある方も多いと思いますが、実は、大人になっても、絵本は、感動や新しい世界を広げてくれる懐の深い魅力的な本の一つです。いや、大人になって色々な経験を積み重ねたからこそ、子どもの頃には気づかなかった言葉の意味や、心に響く新たな感動や世界観を感じることができるのかもしれません。

大人の絵本の楽しみ方

①物語の世界観

大人の絵本の楽しみ方「世界観を楽しむ」子どもの頃に触れたドキドキ、ワクワクした絵本の世界は、何十年経っても色あせることなく残っている名作が多くあります。子供のころ読んだ物語の世界に大人になっても触れられることが絵本の良さの一つです。沢山の文字を使い細やかに表現した小説などと違い、絵本は厳選された少ない言葉で表現されているので、その言葉から豊かに想像した世界を広げることができます。また、文字や絵だけではなく行間やスペースにも意味があるといわれています。その行間やスペースから物語の世界観を感じるのも大人の読み方といえるでしょう。大人向けに作られたちょっと怖いシュールな作品や、イラストだけで伝える絵本など、大人にしか分からない奥深い魅力的なストーリーに想像力を掻き立てられたり、癒されて元気になる世界に浸れるのもいいところです。

②絵・イラスト

絵本は、絵も読むものといわれるほど、文字と同じように絵もとても大切な要素の一つです。絵本によって、描写が全く違うので、その違いを楽しむという読み方もできます。また、絵だけで画集として楽しめたり、カフェのようにお部屋のインテリアとして飾れるのも魅力です。自分の好きな絵の絵本を探してみるのもオススメです。

③メッセージ性

大人の絵本の楽しみ方「メッセージ性」を読み取る絵本の世界だからこそ、社会問題や人種、民族、環境、愛、など実に色々なテーマを扱うことができます。そして、簡潔で短い言葉だからこそメッセージが強く問いかけられることがあります。大人は、よりシンプルな絵本ほど多くのメッセージを感じやすいといわれています。シンプルさを楽しめるのも大人の絵本の読み方といえるでしょう。

大人にオススメ絵本10選

①ヨシタケシンスケ発想えほんシリーズ

著者:ヨシタケシンスケ
出版社:ブロンズ新社
発行日:2017/6/
価格:4,620円(税込)

デビュー作「りんごかもしれない」で数々の絵本賞を受賞し、現在も躍進を続けている絵本作家、ヨシタケシンスケさんの発想えほんシリーズ。「りんごかもしれない」「ぼくのニセモノをつくるには」「このあとどうしちゃおう」の3巻は、発想や視点の転換、多様性を教えてくれる絵本です。


「りんごかもしれない」は、一つのリンゴを通して、様々な可能性や想像の探求の世界へいざなってくれる傑作本。音のリズム感もよく、読み進めるほどに当たり前だと思っている価値観がぶっ壊されて、多様な視点、世界が広がります。日常の世界でも「そうかもしれないけど、そうじゃないかもしれない」と物事の多面性を柔軟に捉えるきっかけになる一冊です。


「ぼくのニセモノをつくるには」では、大人になってもやりたくないことが沢山ある日々から、つい現実逃避したくなるとき、そんな自分をも楽しませてくれる一冊です。ニセモノを作るには、まずは自分を”知る”ことから始まります。物語の中で、

「人間はひとりひとり、形の違う木で自分の木の種類は生まれつきだから選べないけどそれをどうやって育てて、飾りつけるかは自分で決められる。木の大きさはどうでもよく、自分の木を気にいっているかどうかがいちばん大事」

という言葉がありますが、あなたは自分の木を気に入っていますか?そんな言葉に心がハッとなったり、また、こうくる?!という展開が面白く、最後まで楽しく読める一冊です。
子どもの頃、やりたくない勉強や時間を頑張っていた自分にもプレゼントしてあげたいな♪と思わずにはいられません(^^)


「このあとどうしちゃおう」では、おじいちゃんが亡くなったあと、亡くなったあとについて書いたノートが見つかり、その内容を伝えるお話です。「死」という一見重く感じるテーマについて、自分が死んだあと、どうしようかな~と楽しく考えることができる、死後について改めて面白く考えることができ、また、おじいちゃんは本当はどう思っていたのだろうか…と、生きている家族がおじいちゃんに思いを馳せる、ヨシタケシンスケさんのセンスの光る一冊です。

②三びきのコブタのほんとうの話

著者:ジョン シェスカ
絵:レイン スミス
翻訳:いくしま さちこ
出版社:岩波書店
発行日:1991/11
価格:1980円(税込)

誰もが知っているストーリーといっても過言ではないお馴染み「三匹のこぶた」という有名な昔話。3匹のコブタが次々にこわ~いオオカミに襲われるというお話ですが、これをオオカミの視点から描いたこの絵本は、当事者が変われば物事は変わるということを教えてくれる一冊です。オオカミにはオオカミの言い分があり、思いがあり、本当は心優しいオオカミだったとしたら?世の中で真実と思われていることが実は真実ではないのかもしれない…表向きの評価や常識を疑ってみる、という視点に気づかせてくれる、面白く深いお話です。

③くまとやまねこ

著者:湯本 香樹実
絵:酒井 駒子
出版社:河出書房新社
発行日:2008/4
価格:1430円(税込)

くまが最愛のことりを亡くすところから始まる物語は、モノトーンのイラストと物語が何ともマッチした世界観を生み出しています。大切な人との別れによる喪失や悲観から次の一歩を描き、喪失や悲しみを心に抱きながらも生きていくことが出来るかもしれないと思える、大切なペットや人を亡くされた方にもオススメしたい1冊です。最後に出てくる”くまとやまねこ音楽隊”。私の町にもやってきて音楽に耳を傾けてみたいな、と思える大人も楽しめる絵本です。

④ずーっと ずっと だいすきだよ

著者:ハンス ウィルヘルム
翻訳:久山 太市
出版社:評論社
発行日:1988/12
価格:1320円(税込)

あなたは大切な人に口に出して「好き」「大切だよ」「ありがとう」と自分の気持ちを伝えていますか?大切な人が死んでしまってからでは、「好き」「ありがとう」と直接言えなくなってしまいます。つい身近な人には、憎まれ口は叩いても普段恥ずかしくて言えない気持ちを犬のエルフィーと男の子の物語を通して、愛情を伝えることの大切さを教えてくれている死別と愛情がテーマのお話です。大切な人だからこそ、日ごろから大切に思っていることを伝えることの大切さを思い出させてくれます。

⑤世界がもし100人の村だったら

著者:池田 香代子
翻訳:C.ダグラス・ラミス
出版社:マガジンハウス
発行日:2001/12
価格:922円(税込)

世界を100人の村に例え、世界の富、貧困の問題、食料の問題、戦争や紛争、同性愛、人種など様々なことを分かりやすく解説しています。子供の頃、学校の授業で取り扱ったことがある方も多いかもしれませんが、大人になって読んでみると、また違った発見があります。地球上の富の6割をアメリカ人が保有しているって知っていましたか?日本にいると、つい不足感やネガティブな所に目が向きがちですが、実はとても恵まれている国。この本を通して、日本と諸外国との関係や、自分が今住んでいる場所に感謝の気持ちが生まれてくることでしょう。

⑥アライバル

著者:ショーン・タン
翻訳:小林 美幸
出版社:河出書房新社
発行日:2011/3
価格:2750円(税込)

文字がなく絵だけで綴られているサイレント映画を1本見終わったような満足感を与えてくれるグラフィックノベル。出版されたときは、世界に衝撃を与え、世界中で数々の賞を受賞しました。セピア色の世界の中には、壮大なストーリーが展開されていて、絵から声や音が聞こえてくるような迫力があります。描かれている人の表情にも感情移入しそうになるような想像力を働かせてくれる、大人な一冊といえるでしょう。

⑦クレーの天使

著者:パウル・クレー
翻訳:谷川 俊太郎
出版社:講談社
発行日:2000/10
価格:1650円(税込)

パウル・クレーの絵画に、谷川俊太郎の詩が添えられていて、線画と詩がとても心地よいハーモニーを奏でている一冊です。天使ってちょっと遠い世界の存在な気がするけれど、忘れっぽい天使や泣いている天使など色々な天使がいて、心の中の琴線に触れるような感覚を味合わせてくれます。画集としても、詩集としても楽しめて、インテリアとして飾っていてもさまになる一冊です。

⑧100万回生きたねこ

著者:佐野 洋子
出版社:講談社
発行日:1977/10
価格:1540円(税込)

これはひょっとすると大人のための絵本かもしれないが、真に大人のための絵本ならば、子供もまた楽しむことができよう。それが絵本というものの本質であるはずだ。そして『100万回生きたねこ』は、絵本の本質をとらえている。――週刊朝日書評より

といわれるように、子供から大人になっても、ずっと楽しみ続けられる名作絵本。100万回生きて、100万回死んだねこが、1匹の白ねこと出会い、愛すること、愛する人を失うこと、生きることを教えてくれています。自分の年齢や世代によって、受け取る意味や内容が変わってきて、奥の深いストーリーが魅力的です。

⑨セミ

著者:ショーン・タン
翻訳:岸本佐知子
出版社:河出書房新社
発行日:2019/5
価格:1980円(税込)

「人間なんて大したことない。 誰もがたぶん気づいているこの事実を、物語で描くのは、本当に大変なことです。 それをこれだけの枚数でやってのけるとは、いつもながら恐れ入ります。」 ──道尾秀介氏

17年間コツコツと無欠勤で人間に交じって会社で働くセミの話。昇進することもなく、人間から認められることもなく、それでも定年まで働き続けるセミ。実はセミは人間なんじゃないか?と思うくらい、こんな風に会社で働く会社員は世の中には沢山いる。この「17年」というのがミソ。大人向けな怖さもありながら、なぜだか共感できるところもあり、人生を考えさせられます。トゥクトゥクトゥク

⑩かみさまからのおくりもの

著者:ひぐち みちこ
出版社:こぐま社
発行日:1984/1
価格:1320円(税込)

赤ちゃんが生まれるとき、神様は一人一人の赤ちゃんに贈り物を贈ってくれる。その贈り物は「個性」。あなたはあなたの個性を持って生まれてきている。周りの人と比較して落ち込んだりするのではなく、自分に備わった個性を大切に生きていけそうな、小さな子供から読める簡単な絵本だけれど、大人になってから、道に迷ったり、どうしていいか分からなくなったとき、是非手にとって読んで欲しいと思う一冊です。出産祝いや子育て中のママへのプレゼントにオススメです。さて、あなたはどんな個性を持って生まれてきているのでしょうか?考えてみるのも楽しいですね!

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