静電気が起こりやすい冬は不快なものです。実は静電気は不快なだけではなく、髪にも悪い影響を与えてしまうということを知っていますか?では、実際にどんな影響があるか、ここではその影響と対策についてご紹介いたします!
静電気による髪の毛への影響って?
髪の毛&頭皮に大ダメージ!!
静電気は髪のキューティクルをはがれやすくし髪を乾燥させてしまいます。キューティクルがはがれれば髪は乾燥しツヤもなくなり、美しい髪を保てません。切れ毛や折れ毛、さらには頭皮へのダメージも懸念されるのです。
冬は、静電気対策のためにも、髪の保湿ケアをしましょう。トリートメントや使用するブラシなどに配慮し、髪を静電気から守りましょう!
どうしてダメージが!?
ではどうして髪の毛にも、頭皮にもダメージがあるのでしょうか?その理由と対策について解説します。
キューティクルがはがれた髪はパサつきやすくなる
静電気が起こると髪の表面のキューティクルがはがれやすくなります。キューティクルがはがれると、その部分からタンパク質や水分が失われ乾燥し、パサついた髪になってしまうのです。そして切れ毛や折れ毛なども起こりやすくなり、ますます髪のダメージが広がってしまうことになります。髪がパサつくとスタイリングもしにくくなります。スタイリングの際や、お風呂上りにドライヤーを使う人も多いでしょう。ドライヤーを使う時間が増えると、髪はさらに乾燥し静電気も起こりやすくなる…といった悪循環が続いてしまうのです。
静電気は頭皮にも悪影響を及ぼす
静電気が起こりやすい髪は空気中のホコリを吸い寄せてしまう可能性が高いです。そしてホコリに付着している雑菌などが髪や頭皮に吸い付いてしまう危険性があるのです。そのせいで頭皮トラブルが起こるリスクもあります。かゆみやかぶれ、フケなどを引き起こすこともあります。そのような頭皮トラブルが悪化すると抜け毛や薄毛などにもつながるので、静電気対策が大切になるのです。
静電気の起こりやすい冬は髪の保湿を念入りに
静電気対策としては髪を乾燥させないことです。洗い流さないタイプのトリートメントは保湿効果が期待できます。静電気が発生しにくいヘアブラシを使うようにすることも大切です。プラスチック製のブラシではなく、木の素材でできたブラシを使うようにしましょう。またブラッシングをする際には、無理にとかさずに髪のほつれをていねいにほぐすようにとかしましょう。絡まりやすい毛先の髪をとかしてから全体をとかすと、髪や頭皮への負担を減らすことができます。