自分の口臭は気になっているけどニオイがあるかどうかは気づきにくいものです。そんな口臭のセルフチェックにはどのような方法があるのでしょうか。簡単にできる方法をご紹介します。
簡単にできる口臭セルフチェック方法を教えて!
コップで簡単口臭チェック!
自分の口臭をチェックする方法はいくつかありますが、簡単かつリアルなセルフチェック方法なのがコップを使ったチェック方法です。コップなどを用意し、コップの中にハーっと息を吹き込みます。手で蓋をして深呼吸などで鼻をニュートラルな状態にしたらコップの中のニオイを嗅ぎます。コップの中からニオイが発生していれば口臭がある可能性が高いです。
口臭の原因を知ろう!
口臭のセルフチェックを行い、ニオイがあった場合にはどのような原因が考えられるのでしょうか。
① バクテリアが原因のもの
口臭はバクテリアが発生することで生じているケースが多いです。朝や口の中が乾いているドライマウスの時などにバクテリアは発生し、口臭を引き起こします。歯磨きをしたり、デンタルリンスなどで口をゆすぐだけでも口臭改善効果が期待できます。
② 食べ物によるもの
口臭は食べたものの影響で生じることもあります。代表的なのはニンニク料理などです。これは時間の経過とともに薄くなっていきますが、口の中と言うよりも胃の中などに原因があるのでなかなか対策が難しいです。ニンニクの場合であれば、りんごジュースを飲んだりりんごを食べたりすることでニオイを抑制することが出来ます。カプセル状のケア用品などもコンビニエンスストアやドラッグストアなどで売られているので、そういったものを利用するのも良いでしょう。
③ 虫歯によるもの
虫歯には段階があり、歯の象牙質部分だけが虫歯になっているのであればニオイが発生することは少ないです。しかし、虫歯が進行して神経まで蝕まれている場合は、神経の元であるタンパク質が腐敗することがあります。この場合はタンパク質が腐敗したときの腐敗臭が出てきてしまう場合がありますので、歯医者で虫歯の治療を行わないと口臭予防は出来ません。
④ 歯周病によるもの
歯周病は歯周病菌によって引き起こされますが、歯周病菌が繁殖する時にタンパク質を分解しメチルメルカプタンというガスを発生させます。このガスが腐敗臭や血液のようなニオイを発しますので、歯周病の治療をしないと口臭予防は出来ません。