冬の定番「水炊き」にはどんな具材を入れますか?今日はとっても美味しい水炊きを作るために必要不可欠な具材と鍋を作るときのコツをご紹介します。
水炊きに入れたら美味しい具材を教えて!
「骨付き鶏もも肉のぶつ切り」がおいしさの鍵!
水炊きの具材として鶏肉は定番ですが、その中でも「骨付き鶏もも肉のぶつ切り」を使うことが水炊きを美味しく仕上げるポイントです。骨付き鶏もも肉は、骨が脆いので、スーパーや肉屋さんで事前に切ってあるものを購入するといいでしょう。鶏ももの骨と肉の重量比はだいたい肉の部分が80%から85%くらいですので、普段鶏もも1枚(250g程度)入れると考えると、骨付きを300gくらいを購入するといいでしょう。
「骨付き鶏もも肉のぶつ切り」を入れるメリット♪
①他の出汁が不要になる
水炊きをするのに粉末出汁や「水炊きのスープ」を利用する人も少なくないようです。しかし、骨付き鶏もも肉のぶつ切りを使えば、骨からとても良い出汁が出るので、文字通り水だけでも美味しいお鍋を作ることができます。
合わせ出汁にして味に深みを出したい場合は、鍋の底に昆布を一枚敷いておくだけでOKです。
骨から出たアクは食べている途中で普段の鍋料理同様にその都度アクをとるといいでしょう。出てくるのはいわゆる「鶏ガラスープ」ですので、気にならない人はそのまま食べても問題ありません。
濃厚で美味しい出しがとれますよ。
②コラーゲンたっぷりが嬉しい
骨とその周辺の組織にはコラーゲンがたっぷり含まれています。もも肉に多い鶏皮からもコラーゲンはたっぷり出てきます。
もも肉にもタンパク質であるコラーゲンは多く含まれますが、骨付きのほうがより多く摂れるでしょう。カロリーを気にして普段むね肉などを食べている人も、水炊きでは骨付きもも肉を使って下さい。脂肪分はかなり出汁の方に出てしまいますから、肉のカロリーは下がっています。
③雑炊の前に脂をすくい取ればさらにヘルシー
水炊きに締めの雑炊は欠かせませんが、作る前に表面にアクと一緒に浮いた脂をすくい取っておけば、それだけカロリーを抑えることができます。
水炊きは鶏肉のほか、キノコや野菜などの食物繊維、豆腐などの植物性タンパク質もバッチリ!さらにぶつ切りにした骨付き鶏ももの出汁で作った水炊きなら、味がしっかりと出ることで、余分な調味料を使う必要がなく塩分を抑えるにももってこいなのです。