「正面から撮るといい感じなのに、横から撮られるとなんだか違う」
「友達の横顔は盛れているのに、同じ角度を真似すると私には合わない……」
そんな経験はありませんか?
横顔写真というと、
「斜め45度にすれば盛れる」
というテクニックをよく見かけます。
実際、撮影テクニックでも斜め45度は顔に立体感を出しやすい角度として紹介されています。
でも、全員が同じ45度で一番盛れるとは限りません。
顔には、
- 丸みが目立ちやすい
- 縦のラインが長い
- エラのラインがしっかりしている
- あごがシャープ
- 縦横のバランスが比較的整っている
など、それぞれ違った特徴があります。顔型自体も一つにきれいに分類できるとは限らず、複数タイプの特徴を持つ人もいます。
だからこそ、「何度が正解?」だけではなく、
自分は横顔のどのラインを見せると好きなのか
から考えてみるのがおすすめ。
今回は丸顔・面長・ベース型・逆三角形・卵型の5タイプ別に、横顔写真で試してみたい角度やカメラ位置、あごの向き、髪の見せ方まで紹介します!
※「盛れる」はあくまで写真上の見え方についての表現です。顔型ごとに優劣があるわけではなく、本記事の角度も絶対的な正解ではありません。
- そもそも「横顔で盛れる角度」って何度?
- 30秒チェック|あなたの顔型はどれ?
- 【丸顔】30〜45度|「完全な横」より頬の立体感を残す
- 【面長】45〜60度|縦ではなく「横のライン」を作る
- 【ベース型】45〜60度|フェイスラインを「隠す」より斜めに見せる
- 【逆三角形】60〜90度|シャープなあごを横顔の主役に
- 【卵型】30〜60度|「盛れる角度」より好きなパーツで決める
- 顔型別「盛れる横顔」早見表
- 同じ顔型でも「盛れない」なら鼻・あご・頬骨を見る
- 「右顔・左顔」でも盛れ方が違う?
- 実は角度以上に大事。「盛れる横顔」を作る5つの撮影ポイント
- 自分だけの「盛れ角度」はスマホで見つけられる
- まとめ|顔型は「盛れる角度」を決める答えではなく、探し始めるヒント
そもそも「横顔で盛れる角度」って何度?
この記事では分かりやすく、顔の向きを4段階に分けます。
0度:正面
↓
30度前後:ほんのり斜め
↓
45度前後:3/4横顔
↓
60度前後:横顔寄り
↓
90度:完全な真横
角度は厳密に測る必要はありません。
スマホを固定して正面を向いた状態から、少しずつ顔を横へ向けて撮影してみるだけでOKです。
特に使いやすいのが30〜60度程度の「完全な横顔になる少し手前」。
鼻やあごの立体感を見せつつ、反対側の目や頬もある程度写せるため、完全な真横とは違った写真になります。
撮影分野でも、真正面から少し顔を振ると立体感が生まれ、45度程度はバランスを取りやすい角度として紹介されています。
ただし、ここからが今回の記事のポイント。
45度をゴールにする必要はありません。
顔型によって「30度くらいのほうが好き」「60度くらいまで横を向いたほうが好き」と感じることがあります。
30秒チェック|あなたの顔型はどれ?
髪を耳にかけて、正面から鏡を見てみましょう。
丸顔
- 縦横の差が比較的小さい
- 頬に丸みがある
- あごのラインが曲線的
面長
- 横幅に対して縦幅が長め
- フェイスラインがすっきり
- 正面から見ると縦の印象が強い
ベース型
- エラ周辺に横幅を感じる
- フェイスラインが比較的直線的
- あご周辺の輪郭がしっかりしている
逆三角形
- 顔上部に比べてあご側が細い
- あご先がシャープ
- 頬骨周辺に幅を感じることがある
卵型
- 縦が横よりやや長い
- 頬〜あごのラインがなだらか
- 縦横のバランスが比較的整っている
一般的な顔型分類でも、縦横比だけでなく、あご・頬・エラなどのラインが判断材料になります。
「丸顔+ベース型っぽい」など迷う場合は、両方を試して好きなほうを採用すればOKです。
【丸顔】30〜45度|「完全な横」より頬の立体感を残す

丸顔さんは、頬の丸みとやわらかなフェイスラインが特徴。
正面では横幅が気になっても、少し斜めを向くことで頬に奥行きが生まれます。
まず試してほしいのは、
30〜45度くらいの「まだ反対側の目も見える角度」
です。
■顔の向き
いきなり90度の完全な横顔にせず、正面から少しずつ横へ。
鼻先が頬の輪郭より少し外へ出るくらいから撮影してみましょう。
■あご
「あごを引けば小顔」と思って強く引くのは避けたいところ。
首との境目が詰まって見える場合があります。
首を伸ばし、あごをほんの少し前へ出してからわずかに下げると、フェイスラインを見せやすくなります。横顔撮影でも、あごを強く引くより首を伸ばして位置を調整する方法が紹介されています。
■カメラ
目線〜少し上程度。
極端な下アングルより、目線付近から試すと自然です。
■髪
顔の両側を全部隠してしまうより、撮影側は耳にかけるなどして輪郭を少し出してみて。
頬の丸みそのものを「隠すもの」ではなく、横顔の立体感として活かします。
30〜45度+首をすっと伸ばす+頬を全部隠さない
【面長】45〜60度|縦ではなく「横のライン」を作る

面長さんは、正面から見ると顔の縦方向が印象に残りやすいタイプ。顔型に合わせたメイクでも、横方向を意識して縦長感とのバランスを取る方法があります。
横顔写真でも、縦の長さだけを強調しない撮り方を意識してみましょう。
おすすめは、
45〜60度くらい。
丸顔さんより少し横顔寄りまで振ってみます。
■顔の向き
ポイントは「あごを下げすぎない」こと。
下へ向きすぎると、額からあごまでの縦ラインが目立つことがあります。
顔を横へ向けながら、目線はほぼ水平に。
■あご
前へ突き出すより、首からあごまでを自然につなげる感覚。
「小顔にしなきゃ」とあごを極端に引かないようにします。
■カメラ
目線とほぼ同じ高さがおすすめ。
上から撮って顔を縦方向に圧縮することを狙うより、自然な立体感を残します。
■髪
耳横に少しボリュームを残したり、顔周りの毛を横へ流したりすると写真全体に横方向のラインを作れます。
面長向けのヘアでも、横方向のボリュームを使ってバランスを取る考え方があります。
45〜60度+目線と同じ高さ+耳横に少しボリューム
【ベース型】45〜60度|フェイスラインを「隠す」より斜めに見せる

エラ周辺のラインがしっかりしているベース型さん。
「横顔になるとエラが気になるから、全部髪で隠したい」
と思うかもしれません。
でも、横顔写真ではあえて輪郭を少し見せたほうが、骨格のラインが立体感として活きることもあります。
おすすめは、
45〜60度程度の斜め横顔。
■顔の向き
真正面では左右の横幅が同時に見えますが、斜めを向くと手前と奥で距離が生まれます。
完全な真横に固定するより、まず45度からスタートして5〜10度ずつ動いてみましょう。
■あご
あごを引きすぎないのが重要。
首を伸ばしてから、あごをほんの少し下げます。
■カメラ
目線と同じ高さ〜ほんの少し上。
高すぎる位置から撮って輪郭そのものを隠すより、斜め方向のラインを見せます。
■髪
全部を耳にかけるより、
撮影側だけ少量の後れ毛を残す
方法もおすすめ。
頬骨〜あごへ縦のラインが一本入ることで、輪郭を完全に隠さず柔らかい印象にできます。
45〜60度+首を伸ばす+輪郭に沿って少量の後れ毛
【逆三角形】60〜90度|シャープなあごを横顔の主役に

逆三角形さんは、あご側へ向かってフェイスラインが細くなるのが特徴。
これは横顔写真ではかなり活かしやすいポイントです。
おすすめは、
60〜90度。
今回の5タイプの中では、思い切って真横寄りまで試してほしいタイプです。
■顔の向き
反対側の目がほぼ見えなくなるくらいまで横を向いてみましょう。
頬からあご先へ流れるラインが写真に出ます。
■あご
下げすぎず、ほぼ水平。
あご先のシャープさを活かします。
■カメラ
目線の高さ。
真正面ではなく、横から輪郭を追うように撮影します。
■髪
耳にかけて輪郭を出しても◎。
逆に「シャープになりすぎる」と感じたら、耳下〜あご周辺に髪のボリュームを少し残します。
60〜90度+あごは水平+フェイスラインを少し見せる
【卵型】30〜60度|「盛れる角度」より好きなパーツで決める

卵型さんは比較的縦横のバランスが取りやすいタイプ。
そのため「この角度だけ」というより、
何を主役にするか
で角度を選んでみましょう。
■30度
目元をしっかり残せます。
→ かわいい・親しみやすい写真
■45度
目・鼻・口・輪郭をバランスよく見せやすい。
→ 迷ったらまずここ
■60度
鼻筋やあごなど横顔の立体感が目立ってきます。
→ 大人っぽい・雰囲気のある写真
■90度
完全なプロフィール。
→ 横顔そのものを主役にしたい写真
「卵型だから45度」と決めず、30→45→60度と3枚撮って比較するのがおすすめです。
30〜60度を撮り比べて「好きなパーツが一番きれいに見える場所」を選ぶ
顔型別「盛れる横顔」早見表
| 顔型 | まず試したい角度 | カメラ | あご | 活かしたい ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 丸顔 | 30〜45度 | 目線〜少し上 | 軽く前→少し下 | 頬の立体感 |
| 面長 | 45〜60度 | 目線程度 | 下げすぎない | 横方向 |
| ベース型 | 45〜60度 | 目線〜少し上 | 引きすぎない | 骨格ライン |
| 逆三角形 | 60〜90度 | 目線程度 | ほぼ水平 | シャープなあご |
| 卵型 | 30〜60度 | 目線程度 | 自然に | 好きなパーツ |
※角度はあくまで撮り比べを始めるための目安です。顔型だけでベストな角度が決まるものではありません。
同じ顔型でも「盛れない」なら鼻・あご・頬骨を見る
顔型だけで横顔のすべては決まりません。
同じ丸顔でも、
鼻を見せたい人と
頬の丸みを活かしたい人では、
好きな角度が変わります。
そこで、顔型で角度を決めたあとに「もう一段階」調整してみましょう。
鼻筋を見せたい
→ 横顔寄りへ+10度
45度なら55度くらいまで横を向いてみる。
目元を見せたい
→ 正面寄りへ−10度
45度なら35度程度へ。
反対側の目が残る角度を探します。
あごのラインを見せたい
→ 横顔寄り+首を伸ばす
頬骨が気になる
→ 真横へ逃げるのではなく、30〜45度も比較
角度を変えるだけで影の入り方も変わります。
つまり、
顔型で「スタート角度」を決める
→ 好きなパーツに合わせて±10度する
というのが、この記事でおすすめしたい探し方です。
「右顔・左顔」でも盛れ方が違う?
これもぜひ試してほしいポイント。
人の顔は完全な左右対称ではありません。
そのため、
「右から撮ると好きなのに、左からだとなんとなく違う」
ということも珍しくありません。
まず、
右30・45・60度
左30・45・60度
の6枚を同じ場所・同じ表情で撮ってみましょう。
ここで大切なのは「左右どちらが美しいか」を決めることではなく、
自分が写真で好きなのはどちら側か
を知ること。
スマホのアルバムで6枚並べると、意外とはっきり違いが分かります。
実は角度以上に大事。「盛れる横顔」を作る5つの撮影ポイント
1|広角のまま顔へ近づきすぎない
スマホを顔へ近づけすぎると、遠近感によって顔の手前側が大きく写りやすくなります。
可能なら少し離れて撮影し、必要に応じてズームを使います。撮影ガイドでも、外カメラ+ズーム+被写体から距離を取る方法が紹介されています。
2|まず目線の高さから撮る
「小顔=とにかく上から」と決めず、まずは目線の高さ。
そこから少し高く、少し低く、と比較します。
3|あごだけを引かない
「あごを引いて!」と言われて二重あごっぽく写った経験がある人もいるのでは?
あごだけを後ろへ押し込むのではなく、
首を伸ばす → あごをほんの少し前へ → 必要なら少し下げる
の順番で調整します。
4|窓の近くで撮る
横顔は凹凸による光と影が出やすい写真。
強い真上の照明より、窓から入るやわらかな光のほうが自然な立体感を作りやすくなります。
5|「笑顔」と「口を閉じた顔」を両方撮る
意外と角度より差が出るのが表情。
口角を上げると頬の形も変わります。
「私は45度」と決めるだけでなく、
45度×微笑む
45度×無表情
まで比較してみましょう。
自分だけの「盛れ角度」はスマホで見つけられる
最後におすすめしたいのが、15枚テストです。
難しい診断は必要ありません。
まず右側から、
30度・45度・60度・75度・90度
を撮影。
次に左側も同じ5枚。
さらに、一番好きだった角度で、
カメラやや上・目線・やや下
の3枚を撮ります。
最後に好きな角度+高さで、
笑顔・微笑み
を撮影。
これで約15枚。
並べて見て、
「輪郭が一番細い写真」
ではなく、
「なんかこの自分好き」
と思える一枚を選んでみてください。
その写真の角度が、あなたの「盛れ角度」です。
まとめ|顔型は「盛れる角度」を決める答えではなく、探し始めるヒント
横顔で盛れる角度を調べると、
「斜め45度」
という答えにたどり着くことがあります。
確かに45度前後は、立体感を見せやすく、まず試すには便利な角度です。
でも、顔型も、鼻も、頬も、あごも、人それぞれ。
だからFiache.では、
丸顔だからこの角度しかダメ
とは考えません。
丸顔なら30〜45度から。
面長・ベース型なら45〜60度から。
逆三角形なら60〜90度も。
卵型なら30〜60度を幅広く。
そこから、
「目を見せたいから10度正面へ」
「あごを見せたいから10度横へ」
と、自分仕様に調整してみてください。
次に友達と写真を撮るとき、「なんとなく斜めを向く」のではなく、自分が好きだった角度をちょっとだけ思い出してみませんか?
いつもより「この写真、好きかも」と思える一枚が増えるかもしれません♪






