女性だけではなく『日傘男子』なんて言葉もできるほど、UVの強さは問題視されています。
シミや肌荒れなど、お肌のトラブルも起こすUV。
しっかりガードするためにも、日焼け止めについて詳しく見ていきましょう。
たくさんある日焼け止め・・・どれを選べばいいの?
“数値”を理解して、
「わたしにあった日焼け止め」を探そう!
日焼け止めのポイントといえば、まずは「数値」です。
パッケージにはさまざまなキャッチコピーと、爽やかなデザインが並びますが、気になるのは『SPF』や『PA』の文字。
「多ければ多いほど強くていいんでしょう!」と思っている方も多いかもしれません。
実は必要な数値は用途によって変わります。
『わたしにあった日焼け止め』の選び方。
それは、この数値を味方につけることです!
日焼け止めに書かれているSPFやPAって何?
SPFとは?
まずは『SPF』です。
SPFとはUVB(紫外線B波)を防ぐ“時間”の数値のこと。
でも「これだけではどのくらいかわからない!」という方も少なくないのではないでしょうか?
簡単に説明すると、SPFという単位は20分間何もつけていない素肌を守る時間のことです。
計算式に表してみましょう。
SPF30なら、20分間×30=600分間 すなわち、10時間も塗り直しせずに守り続けられるということ!
レジャーにも充分ですね。
ただ、汗などで流れ落ちる分は計算されていないので、注意です。
PAとは?
次に『PA』です。こちらはUVA(紫外線A波)をブロックできる“強さ”の数値です。
と言われても、「UVAとはなんだ?」というのが疑問ですよね。
UVAは皆さんがいちばん嫌な気持ちになるであろう、色素沈着やシミを引き起こす原因となる紫外線波。
トップレベルの困ったさんです。
『PA』は『+』の数で強さが表され、『+』が一つだと素肌より2〜4倍の防止力。
最大の『++++』では16倍の防止力となります。
目安として、普段のお子様の送り迎え・通勤などでは『+』でも充分なくらいだそうです。
生活を考えて数値を選ぼう!
『SPF』や『PA』。
多ければ多い方がというのが間違い…というわけではありませんが、お肌の負担を考えるとぴったりのモノを選ぶのがおススメです。
強過ぎるものを長時間つけていることで、紫外線以外の部分で肌へのダメージになってしまう可能性があります。
通勤程度ならSPF10 PA+。
海に遊びに行くならSPF40 PA+++など、いくつか選んで使い分けるのがいちばんのおススメです!
香り付きや、石けんで落とせるもの、不快感の少ないものなど、年々進化する日焼け止め。
数値を見て選んで、あなたの生活にぴったりな日焼け止めを見つけてみてくださいね!