歯科医やサロンでのホワイトニングはお金もかかるし、面倒、できれば自宅でキレイにしたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決する、いつもの歯磨きでホワイトニング効果が目指せる歯磨き粉についてご紹介します。
パッケージにホワイトニングと表示され宣伝されているからといって、必ずしも歯が白くなるとは限りません。家庭用の歯磨き剤には、歯科医などの専門家が使う成分のような強力な成分を入れることはできないからです。
ではホワイトニング効果は一切期待できないかというと、そうでもありません。歯の黄ばみや黒ずみの原因となりやすい、飲食物やタバコのヤニなどの着色汚れを落としてくれる研磨剤が含まれ、汚れを浮かび上がらせて落としてくれる成分が含まれていれば、歯の表面についている汚れや着色汚れを落とすことができ、黄ばみを防いでくれます。
研磨剤は粒子が粗いほど汚れは取れやすいですが、歯の表面を傷つけ、逆に汚れがつきやすくなってしまうため、低研磨剤や粒子の細かいものがおすすめです。
着色汚れを落とせる歯磨き粉の成分って?
①ピロリン酸ナトリウム
歯の黄ばみやくすみなどの着色汚れであるステインを落としてくれる、ピロリン酸ナトリウムが含まれる歯磨き粉はイオンの力で歯の表面からステインを浮き上がらせ、丁寧にブラッシングすることでステインをスッキリ落としてくれます。
特にコーヒーや紅茶、ワインなど着色しやすいものを飲食した後に使うと効果的です。
②ポリエチレングリコールやポリリン酸ナトリウム
ステインを効果的に除去してくれるポリエチレングリコールやポリリン酸ナトリウムが配合されている歯磨き粉もおすすめです。
歯の汚れを浮き上がらせる成分とナノサイズの研磨剤が含まれているタイプなら、歯を傷つけることなく、歯の黄ばみを予防し白くキレイにしてくれます。
③ハイドロキシアパタイト
ナノ粒子の薬用ハイドロキシアパタイトが含まれた歯磨き粉は、虫歯予防もしながら、歯を白くキレイに整えてくれることが期待できます。
研磨剤の粒子が細かく、歯に傷がつきにいタイプなら、なお理想的です。
ハイドロキシアパタイトは歯のエナメル質の97%、象牙質の70%をも構成する成分です。
薬用ハイドロキシアパタイトは歯の主成分であるハイドロキシアパタイトとほぼ同じになるよう人工的に合成されたものですが、人体になじみやすく安心して使えます。
薬用ハイドロキシアパタイトのナノ粒子が、歯の表面の細かな傷を埋めて修復してくれ、歯の表面を滑らかにすることで着色汚れや歯垢をつきにくくしてくれます。
着色汚れを落として、自分の歯がもつ本来の白さを目指しましょう!