パソコンやスマートフォンなど、長時間画面を見続ける生活が習慣化して、眼の疲れを感じていませんか?そんな疲れに最適な、ちょっとした空き時間に簡単にできる、眼精疲労解消マッサージを紹介します。
目の疲れがひどい…。簡単マッサージを教えて!
目の周りにあるツボをマッサージ!
眼精疲労を解消するには、目の周りにあるツボをマッサージするのが効果的です。鼻の付け根の「晴明/せいめい」、眉頭の「攅竹/さんちく」、目尻の延長線上のくぼみ「太陽」、瞳の真下のくぼみ「承泣/しょうきゅう」、この4つのツボを人差し指か中指で押しましょう。痛みを感じない力加減で、じんわりと押すのがポイントです。入浴後など、身体が温まっている状態で行うとより高い効果が期待できます◎
目の周りをマッサージするメリットって?
目の周囲の筋肉がこわばって血行不良になる、これが眼精疲労の主な原因です。ツボ押しマッサージで血流を促すことによって、眼精疲労の解消はもちろん、その他のつらい症状の改善にもつながるというメリットがあります。
① 青クマの改善
目の周囲にある毛細血管の流れが滞ってしまうと、くすみやクマが目立ちやすくなります。中でも、眼精疲労によるクマの場合は、青クマが特にできやすいようです。クマがあるというだけで、実年齢よりもずっと老けている印象を与えかねません。ツボ押しマッサージで血流を改善して、青クマのない明るく若々しい印象を取り戻しましょう。
② 頭痛を改善
頭痛の中には、眼精疲労によって引き起こされるものもあります。顔と頭の筋肉はつながっているので、目の周りの筋肉がこわばると、頭の筋肉も連動して同じようにこわばってしまいます。その結果、頭の血管の血流も滞ってしまい、頭痛が起こるというわけです。眼の疲れが原因で起きている頭痛の場合は眼精疲労の改善で、頭痛改善の効果の期待できます。
③ ドライアイを防ぐ
血行不良は、ドライアイになる原因の一つだといわれています。ツボ押しマッサージで目の周りの血流量がアップすれば、老廃物が排出されやすくなり、目の表面を保護している油分の分泌も活発になります。これにより、分泌される涙の量が増えて、眼を乾燥から防ぐことが可能です。ドライアイが気になっている人は、瞳の下にあるツボ「承泣」を重点的にマッサージしましょう。「承泣」は眼精疲労だけでなく、ドライアイにも効果が期待できます。