パソコン業務や毎日のスマートフォンなどの利用によって私たちの眼は意外と疲れ気味…。
その結果、眼がかすんだり痛んだり、頭痛や肩こり、吐き気などが起きることを眼精疲労と言います。
眼精疲労は、実はある栄養素が含まれる食べ物を取ることで症状の解消につながるんです!
眼精疲労を体の中から改善。効果がある食べ物は?
ビタミンB群を含む食べ物が眼精疲労に効果抜群!!
眼精疲労の症状改善に効く栄養素は、ビタミンB群。そんなビタミンB群の中でも特にビタミンB1、2、6、12が効果的で、目薬の成分にも使われているほどなんです。
豆腐やのり、うなぎ、レバー、豚肉、サバ、サンマ、イワシ、牛乳、卵、納豆、そば、しじみ、アボガド、バナナなどに含まれています!これらを積極的に食事に取り入れていきましょう。
お肉から魚など様々な種類の食材に含まれているので、ビタミンB群を飽きずに普段の食事に取り入れることができそうですね!
ビタミンB群のあれこれ!
ビタミンB1、2、6、12それぞれの役割
ビタミンB1には視神経を活性化させ、筋肉の疲れを和らげる働きがあります。
不足すると眼だけではなく全身が疲れやすくなってしまいます。
ビタミンB6は眼の調節機能に必要なもので、細胞の新陳代謝をサポートし、眼精疲労を改善します。
また、ビタミンB2やB12は視力を一定に保ち、視神経の働きを正常に保つためにも欠かせません。
ビタミンB2は不足すると眼の粘膜に影響するので、必要以上にまぶしく感じるようになってしまうんです。
ですので、ビタミンB1、2、6、12は普段から意識して摂取したいですね。
普通に食事を摂れていれば、ビタミン量は十分
一般的な食生活をしていれば、必要量のビタミンはきちんと体内に取り込まれます。
それでも眼精疲労が改善しない場合は、ビタミン剤を利用してもいいでしょう。
なお、ビタミンの取りすぎによる副作用はほとんどありません!
ビタミンB群は水に溶ける性質を持っているので、必要な量以上に体内に取り入れたビタミンB群は尿と一緒に排泄されるからです。
ただ、人によっては胃の調子が悪くなったり、下痢などを起こしたりすることがありますので、ビタミン剤はあくまで健康を補助してくれるものとして考えてください
過度な飲酒はビタミンB1を消費してしまうので注意
お酒を飲んで体内でアルコールが分解される際、ビタミンB1が必要になります。
適量の飲酒であれば、ビタミンB1の使用量も多くはありませんが、大量にお酒を飲むと、ビタミンB1も大量に使われてしまうのです。
さらに、アルコールはビタミンB1の吸収を悪くしてしまうので、お酒の飲み過ぎには気をつけましょう。