普段の掃除では意外に汚れが溜まりやすい玄関まわり。これを効率的にきれいにするための大掃除テクニックを見てみましょう。ポイントは掃除する順番と組み合わせにありますよ。
大掃除!玄関を効率よくキレイにする方法を教えて!
掃除する順番は下駄箱→高いところ→ドア→壁→床
掃除の順番を決めてから行うと効率よく無駄なく綺麗にできます。ポイントは下駄箱。次に高いところ、ドア、壁、床の順番で行うことです。下駄箱の中身を全部出してホコリ取りをしてから水拭きします。次に下駄箱は開けたままにして、高いところから低いところに向かって掃除しましょう。はたき、箒、掃除機、デッキブラシ、古歯ブラシ、モップなどを組み合わせると良いですね。
この順番で掃除するメリットとは?
①臭いが気になる下駄箱をきれいにできる
下駄箱の中は湿気がたまりがちでカビ臭が発生することも珍しくありません。下駄箱を完全に空にしてホコリやカビを取り除き、水拭きや洗浄剤を使ったウェットクリーニングを行うことで汚れを完全に取り除けます。その上で玄関の他の部分を掃除している間に乾燥もできますから効率的です。必要に応じて内部に殺菌スプレーなどを吹きかけておいてもいいでしょう。
②普段意識しない場所が掃除できる
ドアクローザーの上や傘立てなどの下のように、普段見落としがちな場所を意識することで玄関全体をきれいにすることができます。ドアクローザーの上は、目立たないだけにめったに掃除できていないでしょう。ドアクローザーの上は湿気の集まる場所ではありませんから、先が曲がるドライモップなどでホコリを落とすだけで十分です。一方傘立てなど常設してあるアイテムの下も、移動させて掃除することは意外に少ないものです。傘立ての下などは、タイルの目地にカビが生えて黒くなっていることもあるので、古歯ブラシなどを使ってしっかり磨いておいて下さい。
③ついでに小物の手入れができる
下駄箱から出した靴や傘立ての中の傘、靴べらや客用スリッパなど、普段手入れが見落とされがちなものも、掃除のために置き場所から移動したついでに手入れしておきましょう。靴は時間がなければ別の機会でも良いですが、時間があればしっかり手入れするチャンスです。傘は拡げて軽く水拭きしてからそのまま天日干ししておきましょう。その他の小物類は拭き上げるだけで十分メンテナンスになります。