家デートを楽しむなら、映画を見るのがおすすめです。そこで映画を見終わった時に「パートナーがいて良かった」と思えるような、素敵なカップルばかりが登場する、おすすめ映画10選を紹介します。
①タイタニック
1997年に公開されたハリウッド映画で、アカデミー賞の作品賞を受賞しています。世紀の豪華客船タイタニック号が、氷山に座礁して沈没するまでを描く壮大な物語です。主人公ジャックを演じるのはレオ様ことレオナルド・ディカプリオで、ヒロインのローズを演じるのはケイト・ウィンスレット。船尾で両手を広げるローズを抱きかかえるジャックの有名な場面、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「マイハート・ウィル・ゴー・オン」など見どころ満載です。映画が進むにつれて、身分違いの二人の恋を応援したくなるはずです。
②風立ちぬ
2013年に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画で、監督は宮崎駿です。作品の舞台は戦前の日本で、飛行機の設計師、堀越二郎と、資産家の令嬢、菜穂子の純愛が描かれています。結核を患った菜穂子と二郎が、つかの間の結婚生活を送る場面はとても切なく、好きな人と一緒にいられる時間のかけがえのなさを改めて感じさせてくれるはずです。またジブリ映画ならではの、異常なほどに緻密に描かれた街や人が、魔法のように動く場面に目を奪われるでしょう。
③ゴースト/ニューヨークの幻
1990年のハリウッド映画で、世界中で大ヒットした映画です。ニューヨークで暮らす銀行員のサムと陶芸家のモリーは、幸せな時間を過ごしていました。しかし暴漢に襲われてサムは死んでしまいます。ゴーストになったサムは自分が死んだ理由を知り、さらに命を狙われるモリーを助けるために奮闘するという物語です。モリーを演じるデミ・ムーアの可憐さや、霊媒師オダ・メイを演じるウーピー・ゴールドバーグの好演、主題歌の「アンチェインド・メロディ」など見どころたっぷりのラブロマンス映画です。
④きみに読む物語
2004年公開のアメリカ映画で、1940年代のアメリカ南部を舞台にした、青春映画です。主人公のノアを演じるのは「ラ・ラ・ランド」でブレークしたライアン・ゴズリング、恋の相手アリーを演じるのはレイチェル・マクアダムスです。運命に引き裂かれそうになる二人の恋愛は切なく、恋愛中の二人が見たら、涙してしまうかもしれません。また映画全体に大きな仕掛けがあるため、何も知らずに映画を見始めてほしいと思います。
⑤アバウト・タイム~愛おしい時間について~
2013年に公開されたイギリス映画です。主人公ティムは時間旅行ができるという超能力を持っています。ティムを演じるのはドーナル・グリーソン、恋に落ちる相手はメアリーで演じるのは「きみに読む物語」にも出演していたレイチェル・マクアダムスです。ティムはメアリーと幸せな未来を築くために、何度も時間旅行の能力を使いますが、ある理由によりこの能力を使えなくなる時が来ます。本筋も興味深いですが、ティムとメアリーのラブラブなシーンが楽しく、カップルが楽しめる映画です。
⑥フォレスト・ガンプ/一期一会
1994年のアメリカ映画で、アカデミー賞作品賞を受賞した名作です。主人公のガンプを演じるのはトム・ハンクスです。知能は少し劣るけれど、純真な心を持つガンプは、様々な人との出会いを通じて、数々の成功を収めていきます。幼少時代からガンプがずっと好きな相手は、ジェニーです。ガンプの一途な恋愛が実るのか、ハラハラするのも、この映画の見どころのひとつです。歴史的な有名人や企業がたくさん登場するため、近代アメリカ史を知る上でも貴重な作品です。
⑦ベンジャミン・バトン数奇な人生
2008年公開のアメリカ映画で、主役のベンジャミンを演じるのはブラピことブラッド・ピットです。80歳で生まれたベンジャミンは、誕生日を迎えるごとに若返っていきます。恋に落ちる相手はデイジーで、ケイト・ブランシェットが演じています。デイジーが少女から大人の女性に成長する一方、ベンジャミンは初老から青年、そして少年になっていきます。この「究極のすれ違い」が見ている人の気持ちを切なくさせ、感動を生みます。
⑧レオン
レオンは1994年制作のフランス・アメリカ合作映画です。殺し屋のレオンと、刑事に家族を殺された少女マチルダが、友情とも恋とも呼べるような強い絆で結ばれていきます。レオンを演じるのはフランスの名優ジャン・レノ、マチルダを演じるのはナタリー・ポートマンです。日本公開時の宣伝用のコピーは「凶暴な純愛」です。「凶暴」と「純愛」という二つの要素が見事に融合された、とても感動的な物語です。
⑨ターミナル
2004年公開のハリウッド映画です。ジョン・F・ケネディ国際空港に到着したビクターは、祖国でクーデターが起こったことにより、入国できなくなります。さらにパスポートは無効となり、祖国に帰ることもできなくなり…という物語です。空港にとどめ置かれることになるビクターを演じるのは名優トム・ハンクス、恋に落ちる相手アメリアを演じるのはキャサリン・ゼタ=ジョーンズです。ふたりの切なくも素敵な恋愛と、空港内の人々と紡ぐ友情が心を温かくしてくれるでしょう。
⑩ローマの休日
1953年公開の映画でありながら、今見る人にも古く感じさせないハリウッド映画の名作です。主演のアン王女を演じるのは、オードリー・ヘップバーン。特ダネを狙う新聞記者と恋に落ち、滞在地のローマで、つかの間の休日を楽しみます。トレビの泉や真実の口、スペイン広場など、ローマの有名な観光スポットが登場するのも見どころです。語り継がれているラストシーンを見た後で、パートナーと映画について話し合ってみてはいかがでしょうか。
「匹敵する相手なしのデート映画」。
”輝くばかりの”ヘップバーンが、ピクシーカットの反抗的なおてんば王女を演じ、チャーミンでそれほどハード・ボイルドではない新聞記者を演じるペックに付き添われて、永遠の都で公務をサボって楽しむという「軽妙」で「洒落たロマンス」。
ローマの景色にも助けられ、彼らの遠慮がちな会話は、自然な爽快さへと導かれてより魅力的なファンタジーとなっています。
それがほろ苦く、すがすがしいほど現実的な結果につながっていくところに心が締め付けられる作品です。