アロマテラピーとは?|分かりやすく解説!心と体を癒す香りの療法

アロマテラピーとはライフスタイル

「アロマ」「アロマテラピー」「アロマセラピー」など世の中には、アロマにまつわる言葉が色々とありますね!
今回は、私たちの心と体に優しく働きかける植物の香りを使った療法「アロマテラピー」についてお伝えしていきます!

アロマテラピーとは?

アロマテラピーとは
アロマテラピーとは、日本語では「芳香療法」とよばれています。
1928年にフランスのルネ=モーリス・ガットフォセによって、アロマ(芳香)+テラピー(療法)を組み合わせて作られました。

「Aromatherapy」をフランス語では「アロマテラピー」、英語では「アロマセラピー」と訳され、違う言葉が日本では見られますが、同じ意味となります。

植物の花、葉、茎、根、種子、樹皮など植物から抽出した100%天然の精油(エッセンシャルオイル)を使用し、精油(エッセンシャルオイル)に含まれる植物の効能や芳香分子の香りが、身体に働きかけ、自然治癒力を高めたり、健康や心身への癒しを促してくれます。

世界におけるアロマテラピー

ヨーロッパなどの西洋地域では、古くから伝統的に精油(エッセンシャルオイル)が使われてきました。
今のような医薬品がなかった時代に、ハーブ医学や植物療法として、人々の暮らしに身近にあったものから始まったといわれています。

アロマテラピーが市民権を得るキッカケは、アロマテラピーという造語を作った化学者のルネ=モーリス・ガットフォセが1930年に「アロマテラピー」を刊行したことも関係しています。
そこから、フランス人医師ジャン・バルネが研究を受け継ぎ、1960年代にアロマテラピーの基礎を確立しました。

フランスでは、フィットセラピー(植物療法)と共に医療行為の一つとして認められており、1991年、国の財政破綻まで医療保険が適用されていました。

ドイツでも、医療保険の適用を受け、温泉療法などと共に発展していきました。

イギリスでは、精油(エッセンシャルオイル)を使った、マッサージや美容などが盛んにおこなわれ、発展しています。

アロマテラピーは、普及し始めてから、さまざまに変化、発展しながら、今も人々に愛され使用されています。

日本におけるアロマテラピー

日本での本格的なアロマテラピーのスタートは、1985年にイギリス人のロバート・ティスランドの翻訳本「アロマテラピー~芳香療法の理論と実際~」がキッカケといわれています。

イギリスで発展した、美容やリラクゼーション効果を核としたアロマテラピーは、特に女性に受け入れられ、日本でも色々なところで精油(エッセンシャルオイル)が取り扱われるようになりました。

日本で有名なアロマテラピーの資格が受けられるAEAJでは、アロマテラピーを下記のように定義しています。

アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、美と健康に役立てていく自然療法です。

アロマテラピーの目的

  • 心と身体のリラックスやリフレッシュを促す
  • 心と身体の健康を保ち、豊かな毎日を過ごす
  • 心と身体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す

参考:https://www.aromakankyo.or.jp/basics/introduction/

フランス式のメディカルアロマテラピーを学びアロマテラピーを適切に使えるようになるといわれているナード・アロマテラピー協会(NARD JAPAN)では、下記のように定義されています。

「植物精油や植物油、ハーブウォーターを用いた、健康管理法および療法」

使用する精油や油、ハーブウォーターにも明確な定義があります。

精油
<定義>
芳香植物から抽出した芳香分子の集合体で、成分の添加や除去を一切行っていないもの。化学的に検証を行い、分類したケモタイプ精油。

<基準>
①植物名(学名)、採油方法、採油部位が明らかであること。
②芳香成分、残留農薬、屈折率、比重、旋光度についてロットごとに国内で分析・検査され、結果に問題のないことが確認されており、その結果を公開しているもの。

植物油
<基準>
①化粧品(化粧油)であること。(シアバターはクリーム)
②植物名(学名)が明らかであること。(ファーナス油を除く)
③全成分表示に酸化防止剤(パラベンなど)が含まれていないこと。(ビタミンE(トコフェロール)は除く)※成分表示参考
④脂肪酸組成、残留農薬、酸化、鉛、ヒ素、カドミウム、重金属についてロットごとに国内で分析・検査され、結果に問題のないことが確認されており、その結果を公開しているもの。

ハーブウォーター
<基準>
①化粧品(化粧水)であること。
②植物名(学名)が明らかであること。
③水蒸気蒸留法で採ったものであること。
④全成分表示にパラベンなどの防腐剤が含まれていないこと。※成分表示参考
⑤pH、残留農薬、鉛、ヒ素、カドミウム、重金属、一般細菌数、大腸菌群についてロットごとに国内で分析・検査され、結果に問題のないことが確認されており、その結果を公開しているもの。
参考:https://www.nardjapan.gr.jp/qualification

ただ…
精油(エッセンシャルオイル)は、日本では雑貨扱いとなります。
よって、特定の病気を治療する目的で使うのは、避けましょう”

精油と名ばかりの化学物質や香料などで香りづけされた粗悪品も沢山出回っており、成分や内容物がはっきりと分析された100%天然の精油(エッセンシャルオイル)の購入を強くオススメします!

健康被害に憂慮した医師や看護師、薬剤師など国家資格を有する医療従事者によって1997年に「日本アロマセラピー学会」が発足しました。
そしてアロマテラピーの医療分野における研究が今も進んでいます。

アロマテラピーの効果


アロマと聞くと、、なんとなくいい香り…という香りのイメージが強いかもしれません。

人間の持つ五感の中で、香りをキャッチする嗅覚は、本能や感情をつかさどるといわれる脳に直接働きかけることができます。

実は、アロマテラピーは、思っているよりもとても奥深く、肉体、心理的と色々な側面からアプローチし、改善したい症状や目的に応じて活用することができます。

西洋だけでなく、日本でも古くから、治療や健康に保つために植物が使われていて、現在も、自然治癒力の向上や代替医療として注目されています。

アロマテラピーが心と体に作用するメカニズム


アロマテラピーは、主に3つの方法で体や心に作用をするといわれています。
その方法は、

①鼻から脳へ
精油の中に含まれる芳香成分が鼻の奥にある嗅細胞(きゅうさいぼう)を刺激し、その刺激が脳の大脳辺縁系(だいのうへんえいけい)へ伝わります。

②呼吸から肺を通り全身へ
呼吸によって肺に入った芳香成分が肺胞を通して血液に流入します。
芳香分子はとても小さいため、そこから全身の組織や細胞に伝わります。
アロマテラピーとは?|分かりやすく解説!心と体を癒す香りの療法
③皮膚から
精油を薄めたオイルやウォーターなどを使い、皮膚に塗ることによって、小さな芳香分子が皮膚の奥にある毛細血管にまで到達します。
そして、そこから全身の器官に運ばれ、作用していきます!

アロマテラピーの利用シーン

①芳香浴法

香りを嗅ぐことのによって、リラックスやリフレッシュ、身体や心に作用する方法です。
主にディフューザーやスプレーを使って使われます。

②蒸気吸入法

洗面器にお湯をはり、そこから蒸気を吸引することによって、身体や心に作用を促す方法です。

トリートメント法

オイルに精油を薄めて、身体や顔に塗布しマッサージする方法です。リラクゼーションをはじめ、筋肉の凝りやリンパの滞りの改善、血行促進、保湿などの効果があります。

精油(エッセンシャルオイル)の選び方

本当に多岐に渡って色々な香りがある精油(エッセンシャルオイル)。それぞれの香りには特徴があります。香りの好き嫌いと共に、香りと共に気分や体調に合わせて選ぶのがおすすめです。

アロマテラピーに向いている香り

・集中力を高めたいときに向いている香り

ペパーミント・・・ガムや歯磨き粉などに使われているスーッとする清涼感のある香り
レモン・・・柑橘系の代表ともいわれるスッキリとしたフレッシュな香り
ユズ・・・日本人のアロマテラピーといえるほど、昔から愛されてきた馴染みがある柑橘系の香り
ローズマリー・・・樟脳(しょうのう)のような鋭さのあるスッキリとした香り
ユーカリ・・・ミント系の清々しさを併せ持つシャープでクリアな香り

・眠れないときに向いている香り

カモミール・・・青リンゴのような甘く爽やかなフルーティな香り
ラヴィンツァラ(ラベンサラ)・・・スッキリとしたスパイシーな中に甘さを感じる香り
サンダルウッド・・・エキゾチックで寺院に立ち込めるような甘く上品な香り
マジョラム・・・温かみがあり甘くスパイシーさの中にハーブ感を感じる香り
ラベンダー・・・甘く優しい柔らかなフローラルな香り

・やる気が出ないときに向いている香り

グレープフルーツ・・・甘酸っぱくレモンよりも甘く程よい苦味のある香り
ジャスミン・・・甘く華やかな存在感のある優雅な香り
ローズウッド・・・ほんのりなフローラルな中にウッディさを感じる香り
クラリセージ・・・ハーブのような爽やかさとウッディさを併せ持つシソっぽい香り

ストレスフルな日々を送る今の現状から、あなたをサポートしてくれる香り。
気軽にあなたの心と身体に合う香りを見つけて、楽しんでみましょう!

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