こんにちは! Fiache.編集部のなごみです。
第二回目は、片付けにとって大切な成功のカギとなる「順番」についてお話していきましょう!
いつも、手あたり次第片付けていました💦
実は、片付けても片付けても片付かない…という悪循環で、片付け自体を諦めたり、片付けられない自分を責めてしまう方も多いんですよ。
いつも気がついたら、また部屋がゴチャゴチャしてきて…💦
右から左にただモノを移動させるだけになっていたり、気になるところがあっても、見ないフリすることも…(笑)
1回目の時に、片付けのハードル診断で、自分のハードルを知ってもらいましたね(^^)
例えば、「収納」と「掃除」にハードルを感じていたら、どちらを先に行った方がいいでしょうか?
片付けの順番を守るだけで、お部屋は見違えるほど生活しやすく、快適になりますよ♪
モデルルームのようにキレイじゃなくてもいいんです! ただ、もう頑張って片付けしなくてもいいお部屋になると嬉しいですよね。
片付けは「ダンドリ」が命
この「ダンドリ」が、片付けの成功のカギとなりますよ💛
まずは、快適な暮らしの仕組み作りのお話です。
片付けの仕組み
片付けは、まず、片付けられる環境設定をすることが大切です。土台となるピラミッドの一番下、STEP1から順番に始めましょう。
STEP1 暮らし・目的を考える
あなたはこれからどんな暮らしがしたいですか?
まずは、あなたのこれからの暮らしを考えてみましょう。土日に片付けに追われない部屋にしたい、朝、ゆっくりコーヒーを飲める部屋、趣味のモノに囲まれた部屋など、人によって理想とする暮らしは変わります。
今、住んでいる家や部屋で、快適な「生活」を送っている、なりたい自分の姿を具体的にイメージしてみましょう。
そのイメージした自分の姿から、ゴールとする暮らし⇒片付けの目的が見えてきます。
ゴールとする理想の暮らしが分からない場合は、「今、あなたが一番大切にしたいものや事柄は何か」を想像してみてください。
大切にしたいモノ、事柄、時間、体験ができる生活を考えてみましょう。
この時の主役は「自分」です。他の人のために自分があるのではなく、自分が笑顔になる、喜んでいるなど、自分を軸に考えてみてくださいね。
STEP2 モノを整理する
あなたの片付けの目的となるゴールとする暮らしが見えると、その生活に必要なモノと不必要なモノの区別が出来るようになります。この時、今の自分が使っている、使っていない、で区別することがポイントです。
大切だけど、使っていない…というモノが出てきた場合は、それを今後の暮らしで使っている姿をイメージしてみましょう。
イメージしてみて、今後も使わないけれど手放せない…という場合は、そのモノがなぜ手放せないのか考えてみましょう。もしかすると、思い出だから…大切な人にもらったから…など、モノ自体ではなく、モノへの思い出やストーリーが大切なのかもしれません。
写真やデータなど他の方法で保存しておく? リサイクルショップに持っていく? ちょっと素敵な袋や包装紙で包めば捨てられる? など、他の方法の保存方法や手放し方を検討しましょう。
どうしても手放せないモノは、段ボール1つ分など、スペースを決めて保管し、普段から目に見える場所に置いておきましょう。そうすることで、定期的に見直すことが出来ます。
また、この時、モノの量について一緒に考えてみましょう。部屋や家には収納できるモノの量がある程度決まっています。
靴は下駄箱に入る分だけ、このスペース以上には物を持たない、など、空間を圧迫しない量、今後の自分が楽に管理できる量が理想です。
今の自分が管理出来ていない量のモノを、今後の自分にも管理させたいですか?
今後の自分の為にも、家の中をデトックスして、家も自分の気持ちも軽くしてあげられるといいですね。
STEP3 収納・住所を決める
使うモノ、モノの量が決まれば、次は、使うための準備です。
必要な時に、必要に応じて使えるように、使いやすい場所=モノの住所 を決めます。この時、行動動線や使う頻度を考えてみましょう。
例えば、洗濯機のすぐ近くには、洗濯洗剤や柔軟剤など、洗濯に必要なモノがありますね。意識せずに洗濯機の周りに、洗濯に必要なモノを収納していると思います。
同じように、他のモノも生活の行動の動線上へ、また使う頻度の高いモノは、使いやすく戻しやすい場所へ住所を決めていきましょう。
この時に、一緒に使うものはセットで収納したり、必要に応じてラベリングすると、モノが行方不明になって家の中で探し物をする時間や行動ロスが減ります。
また、STEP1やSTEP2に取り組んでいる最中に、つい収納グッズを購入したくなる場合もありますが、まずは、今ある収納場所を活用することが大切です。
日々のルーティンの中で「元に戻す」という動作が出来るように、使いやすく、戻しやすい場所を1回だけで決定せず、戻しづらかったら場所を変えてみるなど、生活の中で何度も工夫をして、もっと快適な生活を目指せるといいですね。
片付けの仕組みが出来たら、やっとモノを片付けられるようになります(^^)
次は日々のルーティンです!
日々のルーティン・習慣化
日々のルーティンとは、決まって行う作業のことです。ルーティンは、実はメリットがいっぱい。決まった一連の動作が習慣化できると、STEP1の理想の暮らしのゴールが見えてきます。
STEP4 片付け・整頓する
STEP3で住所を決め、収納したモノには、「使ったら元に戻す」というが動作が必要になってきます。
片付け上手な方は、片付ける作業を効率的に行うことが上手いといわれています。
上手く行う必要はありませんが、「出す⇒使う⇒戻す」をワンセットにして、使ったら必ず戻すを徹底するだけで、家は常に快適な状状態を保つことができます。
戻すことがメンドクサイ、何故か、戻せない場合は、収納している場所に問題がある場合もあるので、定期的に見直してみましょう。
無意識にあなたがモノを置く場所は、置きやすい場所です。そこは意識的にキレイにしてみる、または思い切って、その場所を収納場所に変更してみるのもいいでしょう。
STEP2でモノを整理しても、郵便物など日々、モノはやってきます。チラシなど要らないものは入ってきた時に、すぐ捨てる作業をすると、あとが楽になりますよ。
元に戻すことが大切なのも頭では分かっているけれど、戻せない…、どうしても片付けが出来ない場合は、STEP2に戻って、モノの量をもっと減らしてみましょう。
持ち物を必要最小限にしていくと、身も心も、とっても楽になります。
どうしても必要なモノや、あなたの今後の生活に大切なモノを迎える準備として、部屋の空間にも心にも、スペースを空けてあげることがオススメです。
STEP5 掃除をする
最後の仕上げは、ほこりやごみを取り除く掃除です。
気がつくと、あっという間に溜まってしまうほこりや小さなゴミ…。一日部屋で過ごしただけでも、こんなに?というほど、汚れがたまっていて、掃除嫌いさんやめんどくさがりさんにとっては億劫に感じやすい作業の一つです。
朝の洗顔や歯磨きと同じようにしないと気持ち悪い!というくらい掃除は習慣化していきたい作業なので、あなたにあった工夫をして取り組んでみましょう。
つい触りたくなる、テンションが上がるデザインの掃除道具やエプロンなどのグッズを選んでみましょう。
②ルール作り
毎日5分掃除、掃除したら美味しいスイーツが食べられるなど、ルールを作ってみましょう。
③ながら掃除
歯磨きをしている間は、片手でフロアワイパーをかけよう、など、毎日の動作にくっつけてみましょう。
④好きな音楽を聴く
好きな曲やノリノリの音楽をかけてみましょう。音楽がスイッチとなったり、この1曲の間にここを掃除する!など目標にしてもいいでしょう。
どうしても掃除ができない! 苦痛で仕方がない! という場合は、アイロボットなどのAI掃除機や定期的に家事代行サービスを利用するのも一つです。
片付けを頼ることは恥ずかしいことではありません。
一人でやらなきゃ!と頑張りすぎず、頼れるところは頼ってみましょう。
出来ないところは無理をせずに頼ってみようかな~とも思えたし、今、自分が「STEP」のどこをやっているのか分かりやすくなりました(^^)
未来の自分のために片付けしていると思うと、ワクワクしますね♪
お楽しみに~♪
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