【コラム】第六章:言葉の力を借りてみる|ちょっとだけ自分を好きになれるかもしれないシリーズ~キーワードは自己肯定感~

晴天の下のシロツメクサ
イオリFiache.編集部

こんにちは。Fiache.編集部のイオリです。
「自己肯定感」をキーワードにしたお話、第六章です。
この世は生きにくいと感じているあなたへ。

*おしらせ*
先月のコラムで、「11月は番外編!」と書きましたが、第六章を書きたい気持ちがあふれてしまったので、先に第六章を更新します。番外編はまた別の機会に書こうかな~、と思っているので、待っていていただければ嬉しいです 😉

さて、もう11月も後半です。
あっという間にコートが必要な気温になってしまいました。
みなさん、ご自愛くださいね。
身体が芯から温まるような食べ物、飲み物を、ぜひ生活に取り入れてみてください。
わたしは11月頭に発売になったスタバの「マカダミアトフィーラテ」がお気に入り☕
温かくて、ほんのり甘くて、とっても優しい気持ちになれます😊
スタバのマカダミアトフィーラテ
追記
この記事が公開される頃には、次のスタバ限定メニューが発売になるみたいです。時が経つのは、あっという間ですね! 😳

「ちょっとだけ自分を好きになれるかもしれないシリーズ」😊
▽▽のリンクから読めるので、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです。
ちょっとだけ自分を好きになれるかもしれないシリーズ一覧

第六章:言葉の力を借りてみる

このコラムは、ちょっとだけ自分を好きになれるかもしれないシリーズの第六章、言葉の力を借りてみるです。
わたしたちが普段何気なく使っている“言葉”。“言葉”はとてつもなく強力なパワーを秘めていることを、みなさんはご存じでしょうか。
今日のコラムはそんな“言葉”のパワーにまつわるお話をしたいと思います。

言葉が持っている不思議なパワー

わたしたちは普段、“言葉”を使って会話をしています。わたしたちは成長過程で話すことを覚え、それに伴って”言葉”を覚えてきました。自分の考えていることを他の人に伝えたり、他の人の思いを受け取ったりするときに“言葉”は非常に便利です。

あるのが当たり前になっている“言葉”ですが、実はものすごいパワーを秘めているのです 💡
しかしながら、あまりにも身近にありすぎて、“言葉”の持っているパワーに気づくことができないことがあるんです。

せっかく普段身近にあるものなので、そのパワーも自分の人生を楽しむために使えたらいいなあ!と思い、このコラムを書いています。
もったいない精神をフル活用です笑

では、ここから本題です。
そもそも“言葉”がもっているパワーって何なんでしょう?

わたしにはよく、こんなことがあります。
誰かとお話をしているときのことです。

・話している相手の何気ない“言葉”に、ひどく傷ついた
・会話の中で何となく言われた“言葉”が嬉しくて、その人ともっと話していたくなった

みなさんもこんな経験はありませんか?

わたしは、このような時によく「言葉って不思議なパワーをもっているな!」と思います。
だって、言葉一つでわたしの気持ちが変わってしまうなんて、とっても不思議じゃあありませんか?
もちろん話している相手にもよることはあると思いますが、例えば、「好き!」と言われたときと、「嫌い!」と言われたときでは、自分が受けとめたパワーの色(雰囲気?)が違います。
このへんは感覚で書いています。伝わらなかったらごめんなさい 😥

このなんとも伝えにくいこの不思議な感覚を、わたしは“言葉”の持つパワーだと思っています。

言葉のパワーを使って、人生を変えてみる

大層な見出しになってしまいましたが、性格を変える!みたいに大きなことをするわけではないので、ご安心を 😆 笑

先述の通り、“言葉”の持つ見えないパワーは、良くも悪くもわたしたちの心に影響を及ぼすようです。
自分は軽く投げかけた“言葉”だったのに、受け取った相手の中で大事になっていた!なんてことが起こるのも、わかりやすい例だと思います。
毎日使う“言葉”だからこそ、そのパワーを味方につければ、毎日そのパワーの力を借りることができますね。
ということで、もったいない精神発動です!
せっかくなので、このパワーを借りて、人生をもう少し楽しくしちゃいましょう!

実際にわたしも、じわりじわりと物事が良い方向に動き出すようになったなあ、と感じることがあるので、こんな風に変わったよ~!ということを書いていきたいと思います 😀

ちなみに・・・!
「もう、考え方や生き方は変わらない!」と考えていらっしゃる方もいるかと思います。わたしもそう考えていました。
しかし、わたしが↑のことを考え始めたのは、こりこりに凝り固まった状態の25歳を過ぎてからなので、何歳からでも変化はありそうだなあ、感じています。(もちろん人によるとは思うので、絶対とは言い切れませんが・・・。)
もしかしたら、がらっと変わる方もいるかもしれませんね!😊

①お化け言葉を使わない!

高校生~20代前半まで、わたしが良く使っていた言葉は「どーせ」でした。暗いですよね~。
考え方がネガティブよりな私は、よくネガティブなパワーをもつお化け言葉👻を使っていました。

お化け言葉とは、「どーせ」「わたしなんか」「やっても意味がない」のような、
実態がないのに脚や腕に絡みついてきてその場に動けなくしてしまう金縛りのようなネガティブな言葉
のことをわたしが勝手に命名して呼んでいます。
前章の余談コーナーでちょこっと触れているので、もしよければそちらも読んでみてください😊

そんな昔のわたしは、自分で自分をネガティブな言葉で雁字搦めにしていくことになります。

例えば、こんなことがありました。
わたしは昔から歌やお芝居に携わっていたのですが、芸能の分野にはオーディションがつきものです。
しかし、お化け言葉を多用していた当時のわたしは、
「周りはうまい人たちばかりなのだから、どーせわたしなんかがオーディションを受けても、受かるはずがない。」
と、自信がなく、さらに、
「オーディションを受ける勇気もないダメな人間なのだ・・・」
と、ひどくショックを受けていました。

他にも、会社で少し失敗したときも
「わたしなんかが働いているから会社に迷惑をかけてしまった。」と必要以上に自分を責め、立ち直るまでにかなり時間がかかってしまっていました。

今だから言えることですが、たぶんこんなに自分を卑下する必要はなかったと思います。 😥

さて、そんな風に生きてきたわたしですが、ある時、自分のことを振り返る機会をもうけることができました。
その時にわたしはお化け言葉のパワーに引っ張られて動けなくなっているということにはっ!と気が付いたのです。

もっと早く気が付いていればもう少し、人生が明るくなっていたかもなあ、なんて思わずにはいられませんでしたが、過去に戻ることはできないので、そこからもう一度始めてみることにしました。

まず初めにやったのは、「お化け言葉を使わない」ことです。
とにかく、自分が一歩踏み出そうとしたときに絡まってくるネガティブな言葉を言わない、思わないことに集中しました。

しかし、これがなかなかうまくいかないのです 😕
ネガティブな考え方をしてしまう方に特に伝わるかと思うのですが、ネガティブな言葉のパワーは本当に強いです。やっぱり言葉自体にパワーがあるんだなあとここでも再認識しました。

もちろんすぐにはできなかったので、ネガティブな言葉がでてきたときは、そのネガティブさえも包み込むような優しい言葉を添えるようにしました。
例えばこんな感じ。

何かで失敗した!

「わたしなんかがやったから・・・」

「でも一歩踏み出して挑戦しようと思ったんだよね。その思いは素敵だな。」

ここで、「やろうとしてもうまくいかない」と思うと、さらにネガティブの深みにはまってしまうので注意が必要です。

ということで当分の間、

・お化け言葉を使わないように意識
・もし使っちゃっても大丈夫!その思いも包み込む言葉を添える

ことをやりました。

わたしの場合、「大丈夫」「頑張ってるね」と自分に声をかけたり(実際に声に出していました!)とか、挑戦したことに対して「挑戦したね!いい感じ!」と、結果にこだわらず挑戦したこと自体を褒めることを意識するようにしてみました。
この、「挑戦したことを褒めること」はわたしにとって、とっても意味のあるやりかただったので、第二章でお話させていただきました。もしよろしければこちらも見てみてください 😀

②前向きな言葉のパワーを借りちゃおう

お化け言葉を使わないようになって慣れてきたら、前向き(前向き過ぎないように注意してくださいね!)な言葉にパワーを借りてみましょう。

「頑張っているね!」
「大丈夫。」
「素敵だね!」
「いい感じ!」
「お疲れ様」
「深呼吸をしよう」

わたしはポジティブすぎる言葉が苦手なので、これくらいの“言葉”をお守りのようにしていました。
何か不安なイベントがある時は、スケジュール帳に「いっぱい練習したから大丈夫だよ!」とか「一歩踏み出そうとしたね!素敵よ!」みたいに書き込むようにしていましたが、これがなかなか効果ありでした!
スケジュール帳は毎日見るものなので、毎日その“言葉”たちを目にしていたのが良かったのかなあ、と思っています。

冒頭でも書いたように、“言葉”には不思議なパワーがあるようです。
「本当に効果があるの?」と疑いたくなるような方法ですし、実際わたしも「やっても意味ないんじゃない?」と思うことがありましたが、それこそその「やっても意味なんじゃない?」がお化け言葉なので封印して、ポジティブで優しい“言葉”たちにパワーを借りるようしました。

③言葉を意識するようになった結果・・・?

さて、お化け言葉やネガティブな言葉を使わないように意識していたわたしですが、そこから少しずつ物事が良い方向へ動き出していることを感じることになります。

具体的にどんな風に変わったかというと、

・オーディションに受かったり、様々なチャンスが巡ってくるようになった
・価値観の近しい仲間ができたり、居心地の良いコミュニティに参加したりできるようになった
・以前よりも卑屈でなくなった
・何事にも一歩踏み出すことができるようになった(ほんの少しの時もあるけど!)

自分で書いていても驚いています。
一番大きな変化は、「一歩踏み出すことのハードルが、以前よりも下がった」ことです。
以前のわたしは一歩踏み出すことが怖くて、自信がなくて、そもそも踏み出すことすらできていなかったのだと思います。
一歩踏み出すためのハードルが下がったことで、「ちょっと不安だけど、とりあえずやってみよう!」ができるようになってきたのです。

字面だけみると、なんかちょっと胡散臭い感じがしますね 🙄 笑
しかしこの物事の流れは、自分でもびっくりするほど感じることができたので、ぜひみなさんにもご自身で体感してほしいと思っています。

性格や考え方ががらっと変わったわけではありません。
今でも卑屈になってしまったり、マイナスなことを考えてしまうことはあります。
でも、これだけの変化が現れたのは、きっと今でも、お化け言葉を使わないように意識したり、積極的に前向きな言葉を使っているおかげなんじゃないかなと思います 🙂

おわりに

今では、「もしかしたらできるかも?」とか「何事もやってみないとわからないよね」という、前向きな感覚が自然に宿るようになりました。
そして“言葉”意識することを始めてから、以前よりも人生が楽しめるようになりました。

もし、今、あなたがネガティブ思考や自分の自信のなさに悩んでいるのなら、お化け言葉にご用心!です。
お化け言葉をするっと躱して、ぜひ前向きな“言葉”のパワーを借りてみてください。
きっと、“言葉”のパワーがあなたを手助けしてくれますよ 😉

*おまけ*

いつもの喫茶店、いつものすみっこ。
その地下室に隠された、ふしぎな絵本とは・・・?

ある日すみっコたちは、お気に入りのおみせ「喫茶すみっコ」の地下室で、
古くなった一冊のとびだす絵本をみつける。 絵本を眺めていると、突然しかけが動き出し、絵本に吸い込まれてしまうすみっコたち。 絵本の世界で出会ったのは、どこからきたのか、自分がだれなのかもわからない、
ひとりぼっちのひよこ・・・?

「このコのおうちをさがそう!」新しいなかまのために、すみっコたちはひとはだ脱ぐことに。 絵本の世界をめぐる旅の、はじまりはじまり。

2019年に放映された大人気「すみっコ」ぐらしの映画です。
わたしの心がナーバスになっているときに、尊敬している先輩が紹介してくれました。
どこまでも純真で、温かくて、まっすぐなすみっコたち。そしてそのすみっコたちの心のやさしさに思わず涙する作品です。
優しい世界に触れたい方、せわしない日々につかれている方はぜひ見てみてください。

次回は12月更新。年末年始間近ということで、番外編をお送りします。テーマは「振り返りと次の一歩」。イオリ流の振り返りの仕方と目標の立て方をコラムにしたいと思います。わたしと一緒に2020年を思い返して、次の年を楽しく過ごすヒントを探してみませんか?😊
「【コラム】年末年始の番外編!ちょっとだけ自分を好きになれるかもしれない話~キーワードは自己肯定感~」次回も読んでくれたら嬉しいです😊

イオリFiache.編集部

Fiache.編集部所属の楽しいことが好きな人。特に音楽が好きで、週末は歌ったり踊ったりしてます。最近はオリジナル楽曲制作に奮闘中!

小さいころから「生きにくいなあ」と感じながら生きてきましたが、最近、ちょっとだけ自分を扱えるようになってきました。😊

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