「蒙古ひだがあると、アイメイクがなんとなく決まらない」
「目頭切開ラインを描いてみたけれど、不自然に見える……」
「蒙古ひだって、隠したほうがいいの?」
そんなふうに悩んだことはありませんか?
蒙古ひだとは、上まぶたから目頭部分にかけて覆うようにある皮膚のひだのこと。医学的には「内眼角贅皮」とも呼ばれ、日本人を含む東アジア人に多く見られる目元の特徴です。
蒙古ひだがあると、
- 目頭に丸みが出やすい
- 二重ラインの目頭側が隠れやすい
- 目と目の間がやや広く見えることがある
- やわらかく、かわいらしい印象に見えることがある
といった特徴が出る場合があります。美容医療系の解説でも、蒙古ひだがある目元は丸くやわらかな印象につながることがあると紹介されています。
つまり、蒙古ひだは必ずしも「隠さなければいけないもの」ではありません!
むしろ、
丸みを活かしてかわいく見せる。
目尻を強調してクールに見せる。
目頭への視線を減らして自然に目立ちにくくする。
というように、なりたい印象によって使い分けられます。
今回は、蒙古ひだがある目元を「変える」のではなく、今の目の形を活かしながら見せ方を調整するメイク方法を詳しく紹介します!
かわいい?クール?仕上がり早見表
| 仕上げたい印象 | アイシャドウ | アイライン | 下まぶた | まつげ |
|---|---|---|---|---|
| かわいい | 黒目上を明るく | 短め・ブラウン系 | 黒目下中心 | 中央を立ち上げる |
| クール | 目尻へ濃く | 目尻を長め | 黒目外側〜目尻 | 目尻へ流す |
| 目立ちにくく | 目頭を薄めに | 目頭は描き足さない | 中央〜目尻 | 全体を自然に |
まず知っておきたい|蒙古ひだがあると目元はどう見える?
蒙古ひだがある場合、目頭のピンク色の部分(涙丘)が一部隠れたり、目頭の輪郭が丸く見えたりすることがあります。
また、末広型の二重では、蒙古ひだによって目頭側の二重ラインが隠れ、目尻へ向かうにつれて二重幅が広く見えることもあります。
ただし、蒙古ひだの張り方や目の形にはかなり個人差があります。
「蒙古ひだがある=離れ目」
「蒙古ひだがある=目が小さい」
と単純に決められるものではありません。
目の横幅、黒目の大きさ、二重幅、眉との距離など、顔全体のバランスによって印象は変わります。
そのため、この記事でも「蒙古ひだを消す」ことをゴールにはしません。
自分の目元を見て、どんな印象に仕上げたいかを決めることから始めます。
まずチェック|今日は蒙古ひだをどう見せたい?
鏡を正面から見て、今日のなりたい雰囲気に近いものを選んでみましょう。
A|かわいい・やわらかな印象にしたい

- 目の丸みを活かしたい
- ころんとした目元が好き
- 優しく見せたい
- 目頭を無理に尖らせたくない
→ 蒙古ひだを活かす「かわいいメイク」
B|クール・大人っぽい印象にしたい

- 目元を横長に見せたい
- シャープな雰囲気が好き
- 目尻を印象的にしたい
- 甘さを抑えたい
→ 目尻へ重心を置く「クールメイク」
C|蒙古ひだをできるだけ目立ちにくくしたい

- 目頭に視線が集まるのが気になる
- 目元をすっきり見せたい
- 目頭側の丸さを強調したくない
- 自然なアイメイクが好き
→ 目頭をいじりすぎず、視線を分散するメイク
どれか一つに決めなくても大丈夫です。
平日はC、休日はA、少し大人っぽくしたい日はB、というように使い分けても楽しめます。
A|蒙古ひだを活かして「かわいい印象」にするメイク
蒙古ひだがある目元は、目頭側に丸みを感じやすいのが特徴のひとつ。
かわいい印象にしたい日は、この丸さを無理に消さず、黒目周辺を中心に縦幅を意識するとバランスを取りやすくなります。

アイシャドウ|黒目の上に光を集める
かわいい目元を作るときは、目尻だけを濃くするより、黒目の上に少し明るさを置いてみましょう。
おすすめは、
- ベージュ
- ピンクベージュ
- コーラル
- 淡いモーヴ
など。
ベースカラーをまぶた全体へ薄く広げたあと、黒目上にラメや明るいカラーをポイントで置きます。
そうすると、目の中央に視線が集まりやすくなり、丸い目元を活かしやすくなります。
ポイント
横へ伸ばすより、中央をふっくら見せる
という意識です。
アイライン|目頭は描き足さず、黒目〜目尻を自然に
蒙古ひだがある人が目頭切開ラインを無理に描くと、元の目頭の形とラインが合わず、不自然に見えることがあります。
かわいい印象なら、目頭側は無理に触らず、
黒目の上〜目尻を細くつなぐ程度
でも十分。
目尻も長く伸ばしすぎず、目の形に沿って少しだけ。
ブラックよりダークブラウンやモーヴブラウンを使うと、やわらかな印象に寄せやすいです。
下まぶた|黒目下を中心に明るさを
下まぶた全体を強く囲むのではなく、黒目の下へ少しだけ明るいカラーを。
涙袋を作る場合も、目頭から目尻まで均一に強調するより、
黒目下を中心にふんわり
くらいにすると自然です。
目の縦幅が印象づきやすくなり、蒙古ひだの丸い目頭ともバランスが取りやすくなります。
まつげ|中央をしっかり上げる
かわいい印象を強めたいなら、黒目上のまつげをしっかりカール。
目尻だけを流すよりも、
中央が一番高く見えるようにする
イメージがおすすめです。
マスカラも中央を少し重ねると、目元の丸さを活かしやすくなります。
B|蒙古ひだを活かしながら「クールな印象」にするメイク
クールに見せたいときも、必ずしも蒙古ひだを隠す必要はありません。
目頭側を無理に尖らせるより、目尻側へ重心を動かすほうが自然にシャープな印象を作りやすいです。

アイシャドウ|中央から目尻へグラデーション
クールメイクでは、アイシャドウの濃さを外側へ移動させます。
例えば、
- ベージュやグレージュを全体へ
- 中間色を黒目外側〜目尻へ
- 締め色を目尻1/3程度へ
という流れ。
目頭側には濃い色を置きすぎず、外側へ向かって徐々に深くします。
色はこんなものがおすすめ
- グレージュ
- モーヴブラウン
- カーキ
- 赤みブラウン
- チャコール系
「クール=黒」だけではありません。
少しくすみのある色を使うと、大人っぽさを出しつつ重くなりすぎません。
アイライン|目尻を少し長く、水平〜やや上向き
蒙古ひだがあるからといって、目頭側にラインを足す必要はありません。
クールに見せたいなら、目尻へ。
黒目外側あたりからラインを少し意識し、目尻より2〜4mm程度延長。
角度は、
- 水平 → 洗練された印象
- 少し上向き → シャープな印象
になりやすいです。
ただし、長くしすぎるとアイラインだけが目立つこともあるので、最初は少しずつ調整しましょう。
下まぶた|目尻側に影を足す
かわいいメイクでは黒目下を中心にしましたが、クールメイクでは黒目外側〜目尻へ。
淡いブラウンやグレージュを細く入れると、上下で横長のラインがつながりやすくなります。
ただし、目尻を囲みすぎると重たく見えることも。
「線を描く」というより、薄く影を足す程度がおすすめです。
まつげ|目尻方向へ流す
ビューラーで全体をしっかり立ち上げるより、目尻側のまつげを外へ流すように。
マスカラも目尻側を意識して塗ります。
そうすると、
蒙古ひだの丸み+目尻のシャープさ
というコントラストができ、個性的な目元になります。
眉まで合わせるとさらにクール
蒙古ひだメイクの記事では目元だけに集中しがちですが、印象を大きく変えるなら眉も重要です。
クールに寄せたい日は、
- 眉山をやや外側へ
- 眉尻を少し長めに
- 丸すぎないライン
を意識。
目尻側のアイメイクとつながり、顔全体の横方向が強調されます。
C|蒙古ひだを「目立ちにくく」見せるメイク
ここで大切なのは、
蒙古ひだそのものをメイクでなくすことはできない
ということ。
でも、どこに視線を集めるかは調整できます。
「隠す」というより、目頭を主役にしないと考えると自然です。

① 目頭ハイライトを控えめに
SNSメイクでは目頭へラメを入れる方法も人気ですが、目頭に光を集めると、その部分自体が目立ちやすくなります。
蒙古ひだを目立たせたくない日は、
- 目頭ラメを入れない
- 入れるならごく少量
- 黒目下や黒目上へ光を移す
などがおすすめです。
② 目頭切開ラインを無理に作らない
蒙古ひだがある場合、目頭の皮膚に沿って鋭いラインを描こうとすると、元の輪郭との差が目立ちやすいです。
目頭側を描き足すより、
目尻側のアイラインを少し整える
くらいのほうが自然に見えることもあります。
③ 目頭側の締め色を減らす
目頭に濃いシャドウを置くと、かえって目頭側へ視線が集まりやすくなります。
蒙古ひだが気になる日は、
- 目頭:明るめ
- 中央:中間色
- 目尻:やや濃いめ
くらいのグラデーションがおすすめ。
④ 下まぶたの重心も外へ
下まぶたも目頭側を強く描かず、黒目下〜目尻を中心に。
こうすると、上まぶたとのバランスも取りやすくなります。
蒙古ひだ×一重・奥二重・二重でメイクは変える?
蒙古ひだだけでなく、まぶたの形も一緒に見るとさらに調整しやすくなります。
一重×蒙古ひだ
一重の場合、目頭側まで濃いシャドウを入れると重く見えることがあります。
かわいく見せたいなら黒目上。
クールに見せたいなら目尻。
「どこを一番濃くするか」を決めるのがポイントです。
奥二重×蒙古ひだ
奥二重、とくに末広型では、目頭側の二重線が蒙古ひだで隠れることがあります。
目頭側へアイラインを太く入れすぎると、二重幅まで埋まって見える場合があるので、黒目〜目尻中心がおすすめ。
二重×蒙古ひだ
二重でも、蒙古ひだがあることで目頭側だけラインが狭く見えることがあります。
「平行二重っぽく見せたい」と無理に線を足すより、今の二重ラインに沿って自然に仕上げるほうがなじみやすいことも。
やりがちだけど注意したい蒙古ひだメイク
目頭切開ラインを長く描きすぎる
ラインだけが肌の上に残り、「描きました感」が出やすくなります。
特に正面だけでなく、少し横から鏡を見て確認してみましょう。
目頭にラメをたっぷり置く
目頭を明るくしたい日に有効な方法ですが、蒙古ひだを気にしている場合は逆に視線を集めることもあります。
目的に合わせて量を調整します。
「蒙古ひだ=なくしたほうがいい」と考える
これは一番避けたいところ。
蒙古ひだがあることで、丸みのあるやわらかな目元に見えることもあります。
クールに見せたい日だけ目尻を強調するなど、自分の目元を残しながら印象を変えるほうがメイクの幅は広がります。
「蒙古ひだを活かすメイク」が似合わない気がしたら?
一度メイクして、
「かわいくしたかったのに幼く見える」
「クールにしたらキツく見える」
と感じることもあるかもしれません。
そんなときは、蒙古ひだだけで判断しなくて大丈夫。
眉、目尻、チーク、リップまで含めると印象は大きく変わります。
例えば、
かわいい目元+深めのリップ
クールな目元+やわらかな眉
など、目元と顔全体でバランスを取ることもできます。
メイクは「蒙古ひだがある人の正解」を探すものではなく、自分が今日なりたい雰囲気へ近づけるための調整と考えてみてください。
まとめ|蒙古ひだは「隠す」だけじゃなく、印象を変える材料にできる
蒙古ひだがあると、
「目頭をもっと尖らせたほうがいいのかな」
「この形だとアイメイクが映えないのかな」
と感じることがあるかもしれません。
でも、蒙古ひだはその人の目元をつくっている特徴のひとつです。
丸みを活かしてかわいく。
目尻を強調してクールに。
目頭への視線を減らしてナチュラルに。
同じ目元でも、メイクの重心を変えるだけで印象はかなり変わります。
「蒙古ひだをどう消す?」ではなく、
「今日はこの目元をどう楽しむ?」
という視点でメイクしてみてはいかがでしょうか。
明日のメイクでは、まずアイシャドウを置く位置をひとつ変えるところから試してみてください♪






