【20分以下】気軽に楽しめるおすすめボードゲーム10選

ボードゲームというと1回あたりの時間が長いというイメージもありますが、実は短時間でも楽しいゲームがたくさんあります。今回は20分以下で盛り上がれるボードゲーム10選をご紹介します。

①ラブレター


ラブレターは短時間ながらもしっかりとした駆け引きのやりごたえを楽しめる傑作ゲームです。手番のプレイヤーは手札と山札から引いた1枚の内どちらか1枚を使い、他のプレイヤーを脱落させることで、一番ポイントの高いカードを保持したまま最後まで勝ち残ることを目指します。たった2枚のカードの中から使う方を選ぶというわかりやすいルールのため初めての人にも説明するのに時間がかからず、1ゲームも短時間で終わるため何度もやってすぐに慣れることができるのが強みで、ボードゲーム入門にも丁度よいおすすめの作品です。

②ファブフィブ


ファブフィブはカードの数字を宣言しつつ隣の人に渡していくゲームで、受け渡される側は相手がウソを言っているタイミングを見破りダウトを宣言するのが目的になります。渡す時に宣言するカードの数値が嘘か真かを見破るのが鍵ですが、それに加えて「数字の宣言時には、前に宣言された数値より大きい数値を宣言しなければならない」というルールが面白みを足しています。すでにカードよりも大きな数値になっているのにどんどん流れていくカードを見るのは思わずニヤついてしまいそうなほど面白く、短時間ゲームながら独特の駆け引きが楽しめます。

③コヨーテ


コヨーテはインディアンポーカーのように自分のカードを自分にだけ見えないように掲げて行うゲームです。全員がカードを額に掲げたら、話し合いやブラフの掛け合いによって自分のカードを予想します。最後には全員のカードの合計がいくつになっているかをプレイヤー全員が予想し宣言して、一番近い数値を予想できたプレイヤーが勝利となります。話し合いの制限時間を決めておくことで時間の調整がききやすく、シンプルでわかりやすいルールも相まってとても遊びやすいゲームです。

④ガイスター


ガイスターはチェスのようなコマと板を使って遊ぶ本格的なボードゲームです。プレイヤーは相手に取らせて負けに出来る赤駒と、相手側の出口から脱出させると勝てる青駒を自由に初期位置に配置し、交互に1回1マスずつ動かしながら勝利目標の達成を目指します。赤駒と青駒の色マーカーは相手には見えないようになっているので、如何にして赤を取らせるか、如何にして赤と見せかけた青で脱出するかが重要になってきます。1ゲームが短いですが、駆け引きゲームに慣れていない人でも駆け引きを楽しむことができ、初心者と熟練者を問わず盛り上がることの出来る名作です。

⑤キャット&チョコレート


明確な点数判定基準がなく、プレイヤー同士で点数になるかならないかを決めるという独特のシステムをもったパーティーゲームです。手番プレイヤーは掲示されたお題を、手札のアイテムをどう使って切り抜けたかを他のプレイヤーにプレゼンし、過半数がOKを出した場合得点をゲットすることができます。しかし使うカードの枚数も決められているため、不必要なアイテムまで使わなければいけなかったり、逆に1つだけで乗り切らなければいけなかったりと条件に振り回される事になり、そのせいで無茶苦茶な解決方法が発表されたりと笑えるシーンが多く生まれやすいゲームでもあります。

⑥犯人は踊る


犯人は踊るは手札を使って、誰かの手元にある犯人カードを見つけ出すゲームです。逆に犯人は最後まで逃げ切ることで勝利であり、「たくらみ」カードを持っている人は犯人が勝つことで一緒に勝利となるなど、様々な目的を持つプレイヤーの思惑が交差し合うことで濃密な駆け引きが生まれるのが特徴です。またカードの効果で犯人が別の人の手元に移動することもあり、それがさらに駆け引きや読み合いを白熱させる要素となっています。

⑦ジャングルスピード


ジャングルスピードは、反射神経を試されるスリル満点のボードゲームです。順番に自分の山札を引いていき、他のプレイヤーのカードと同じ図形が出た場合はその他プレイヤーとすぐに勝負が始まります。カードの図形が一致した二人のプレイヤーは即座にテーブルの中央に置かれたトーテムを掴み取る必要があり、先につかめたプレイヤーは相手プレイヤーに引いてきた分のカードを押し付けることができます。これを繰り返して一番最初に自分の手札を使い切った人がゲームの勝者となります。ゲームスピードで非常に早く短時間で終わるため、繰り返し遊びやすいゲームでもあります。

⑧小早川


小早川はカード1枚で行われるポーカーのようなゲームです。自分の手札を見て勝負に乗るかパスするかを選び、乗る場合はコインを賭けます。勝負の際一番大きな数値のカードを出した人が勝利となりますが、一番弱い数値のカードには場に出ている「小早川」さんのカードの数値も加算されるため、思わぬ逆転劇が生まれる気の抜けないゲームとなっています。根強い人気のためかルール追加版なども出ており、長く楽しめる隠れた名作です。

⑨ワードバスケット


ワードバスケットは平たく言うとしりとりにカードによる追加ルールが施された和風のボードゲームです。ルールは至ってシンプルで場に出ている文字カードで始まり、自分の手札で終わる言葉を宣言しながらカードを場に出すだけです。このゲームに手番は無いため誰よりも素早く言葉を連想し、手札を捨てることが重要になります。やればやるほどボキャブラリーも豊富になっていくため子供の国語力を育てる効果にも着目されており、短時間で終わるので集中が長続きしない人でも手軽に遊ぶことができます。

⑩知ったか映画研究家スペシャル!


知ったか映画研究家スペシャルは、プレイヤー全員が見たこともない映画を評論する知ったかぶりの映画研究家になりきるという一風変わったシステムのゲームです。最初にダイスを振って映画のタイトルを決めたら、あとはプレイヤー達それぞれがその映画の内容について知ったかぶりの感想や良かった所などを話し合います。話し合いの時間が終わった後、一番良い評論ができたと思う人を皆で選び、勝者を決めます。明確な判定ルールではないため自由に遊びやすく、いかに人を楽しませる評論が出来るかが勝利につながる、いわば人を楽しませる事を目指すゲームでおすすめです。

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