母子健康手帳をもらったけれど、気に入る表紙じゃなかった。手帳のように、中身にもこだわりたい! そんな時に表紙を変えたり、カバーをつけたり、中をデコレーションしたりしてもいいのか、助産師さんに聞きました!
母子手帳の表紙やカバーを変えたり、中をデコレーションしたりしてもいい?
全然OKです!
ただし、以下のことに注意しましょう。
- 表紙には、発行市区町村名、発行年月日、交付ナンバー、赤ちゃんの名前・第何子か・性別、保護者(ママ)の名前 を記載する
- 医療者が書く欄は埋めない
- 裏うつりしないペンやスタンプを使う
- 厚みのあるシールなどは使わない
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表紙を変えたい
ママパパのお気に入りの表紙に変えるのは全然OKです!
ただし、母子健康手帳は医療機関や行政とのコミュニケーションツールですから、母子の情報がパッとわかるようにしましょう。何も書かれていない表紙だと、混乱の元になってしまいます。
具体的には、発行された母子健康手帳の表紙に書いてあるような内容、
- 発行市区町村名
- 発行年月日
- 交付ナンバー
- 赤ちゃんの名前、第何子か、性別
- 保護者(ママ)の名前
は記載するとよいでしょう。
行政では、市区町村名や交付ナンバーを確認することがあります。
産科では、ママの名前で識別しているため、保護者(ママ)の名前は必須です。
赤ちゃんが生まれてからは、赤ちゃんの名前と性別が重要になります。
第何子かというのは、特に多胎児の場合は重要になりますから、忘れず記載しましょう。
カバーをつけたい
カバーも、好きなものを使用して大丈夫です。
完全に表紙が見えなくなるようなカバーをつけている場合は、母子健康手帳を医療機関に預けるときは、カバーから出して渡してください。
(予防接種など個室で診察を受ける場合は、カバーをつけていても受け取ってもらえることもあります。)
中をデコレーションしたい
カラーペンを使ったりシールを貼ったりしても全然OKです!
ただし、医療機関も使用するものですから、以下の点には気をつけましょう。
- 医療機関が使用する欄にはみ出さないこと
- 裏うつりしないこと
- かさばったり、デコボコしたりしないこと
基本的には、読みやすく書きやすい状態に留めておけば、問題ありません。
「かさばったり、デコボコしたり」がダメな理由は、産科では入院している人数分管理しますから、かさばると扱いにくくなってしまうためです。
クッションシールやラインストーンなど、厚みのあるものは貼らないようにしましょう。
まとめ
母子の健康管理に大切な母子健康手帳は、医療との重要な繋がりです。
母子健康手帳自体を好きになって、大切に活用してくださいね。
この記事を監修してくれたのは……
産後ケアホテル Mamma Levata の助産師さん
Mamma Levata は東京都飯田橋にある産後ケアホテル。2022年11月にオープンし、多くのママと赤ちゃんをサポートしています。
24時間いつでも赤ちゃんを預けられ、よもぎ蒸しや岩盤浴マットなどの貸し出しも無料で、ママはお部屋でゆっくり休息を得られます。ベビールームのスタッフは100%有資格者で、助産師、保育士、看護師などが赤ちゃんをしっかり見守ります。
Mamma Levata 公式サイトはこちら