第7話:【片付け】日々の片づけ・整理整頓のコツ|目指せ!片付け美部屋女子!

前回で、キレイな美部屋作りに向けた、家の中の仕組みを作る部分が完了しましたね♪
今回は、毎日のルーティーンであるSTEP4「片付け」についてお話していきましょう♪

片づけ、日々のルーティン

やっと仕組み作りが終わりましたね♪
ここからは、毎日の暮らしに大きくかかわってくるところですよね?
さすが!! ここからは日々の習慣に関わることになってきます(^^)
もう立派な美部屋女子になれちゃいそうで嬉しいです♪
このページから訪問してくれた方は、片付けの仕組み作りのページも参考にしてくださいね♪

「片付け」とは

片づけとは?

片付けとは、家をキレイにすることや整理整頓全般を指すこともありますが、本来は片付け=元に戻すという意味があります。
モノを元に戻すためには、モノの収納場所=住所を決める、でしたね!


モノを元に戻すことができれば、それだけで家はキレイを維持できる!といっても過言ではありません。
そのために、モノを整理し、収納の行動動線やアクション数も見直しましたね!
モノを元に戻す片付けは、使ったら戻すを使うたびに行う習慣化がとても大切になります!

実は、私、このモノを戻すがとっても苦手だったんです…💦

心地よい空間を手に入れよう!

片付けることで、一番実感できる効果は、あなたが心地よい部屋で暮らすことができるということです。
そして、心地よい部屋で暮らすことで、身も心も健康になり、意欲がわいてきて、生活が今より良くなっていくでしょう。

その心地よい空間、時間作りのコツを手に入れましょう♪

①動作の終わりを決める

片づけの終わりを決める

片づけを習慣化するためには、やり始めた作業の終わりを決めてあげましょう。
モノを元に戻すまでを一連の動作として考えるようにすると、キレイが維持出来て、やりっぱなしから解放されます。

歯ブラシをしまう

例えば、歯を磨いたら、必ず歯ブラシは歯ブラシ入れにしまう。
これも動作の終わりにちゃんと住所にしまっていますね。
些細なことのようですが、これが実はとても大切なんです!

それが、食べたら食器を洗って、食器棚に片付ける、になると少しハードルが上がります。

まずは「動作+片付け」が1アクションで出来るような片付けから始めると、できた!という自信に繋がり、自己肯定感UPで少しずつハードルをクリアしていくことができますよ。
アクション数の少ない使用頻度の高いものから片づけを習慣化していくことが、片付け上手になるコツです♪

②セット行動にしよう!

片づけのセット行動

正直、片づけはやらなくても、人は生きていけます。
でも、片付けない生活が続くと、少しずつ部屋が汚くなって、物が色々な場所に浸食してきます。そうなると、モノを探す時間が増えたり、生活に支障が出てきたり健康まで害すことに繋がっていきます……。

そこで、片づけはセットにして考えてみましょう。

例えば……

①家に帰宅する時は必ずポストを見る
②ポストの郵便物を確認したら、その場で、すぐに要・不要の判断をして、要らないモノはすぐに捨てる。

玄関にゴミ箱を置いて、帰宅とセットにしてあげると、不要なモノを家の中に持ち込むことがなくなりますね。

要るモノでも、保管しておく必要のあるモノ、返信する必要のあるモノをその場でジャッジして、すぐにしまえるように帰宅してからの導線上に保管場所を作るといいでしょう。

そのように、色々な片づけがセットにして考えることができます。

ついでセット動作もオススメです。
歯を磨きながら、鏡をキレイに拭く。洗面所を片付ける。
お風呂に入りながら、掃除をする。などなど。

そこにいるからこそできるセット動作を考えてみてくださいね。

③片づけを仕分ける

日々の生活の中で、片付け=元に戻す作業は毎日行っていますか?

え~! 毎日キレイに片付けって難しくないですか?
なごみは、正直、お家毎日ピカピカにするという作業は難しいです…(笑)
疲れている時もあるし、どうしてもスケジュール的に出来ない時もあります…💦

そんな時は、無理をせず片づけを分けて考えてみましょう。

例えば……

・ゴミ捨ては〇曜日だから、前日に仕分けをして用意をする。
・洗濯物は2日に1度でもOK!など自分なりのルールを決めてみる。

そう思うと、毎日やる片づけは意外と少ないことに気づきます。

毎日、キレイに片付けようと思うと、イライラしたり、できない自分を責めてしまったり、見て見ぬふりを続けてしまったり…と悪循環に陥りやすくなります。

出来ない時は、出来ないで大丈夫! その日の体調に合わせて、出来ることを行いましょう♪

まずは、家の中の片づけを分類して、書き出してみましょう。
目に見える形にしてから、毎日、週1,2回、週1回、半月に1回、月に1回、年に1回など、自分なりに分けてみましょう。

④毎日片付けは、気になるところを優先的に!

気になるところから優先的に

毎朝、片付いてないと気になるところはどこですか?
机の上に昨日飲んだコップがそのまま…、リモコンがバラバラ…、洗濯物が畳まれていない…などなど、人によって、朝起きて部屋を見た時に気になるところは違います。

朝起きて、ここが片付いてないとなんだか気持ち悪い…というところから優先的に、毎日片づけに組み込んであげましょう。

⑤移動バケットで整理整頓

テレビやエアコンのリモコンなどは、居る場所の傍に置いて分からなくなることが多々あります。
また、ティッシュなど、その都度使うものは、定位置まで取りに行ったり、都度戻したりが面倒になり、小さなことがキッカケで散らかる原因になります。

そんな時は、固定収納ではなく、移動バケットやボックスを収納場所にしてみましょう。
一緒に移動出来て、自分が居る場所にモノの収納場所があるため、簡単に片付けられるので、オススメです。

⑥やめることを決めよう!

つい、あれもやりたい!これもやりたい!とやりたいことや、やらなきゃ!と思っていることに目を向けがちですが、実はやらないことを決めることも、とても大切な要素の1つです。

特に習慣化においては、やることと同じようにやらないことも決めましょう!

片づけの仕分けをした時に、やることが沢山出てきた人は、やめることを決めることを優先して考えることがオススメです。
やめることを決めると、スムーズにやることが見えてきます。やりたいことの道筋の先に、心地よい空間が見えてきますよ。

⑦床に置かない!

片づけはモノを元に戻す作業です。それは部屋を「整える」作業ともいえます。
部屋を「整える」時に大敵なのが、床にモノを置くことです。

人の目は、環境に順応するという素晴らしい能力を持っています。床にモノを置くと、そのモノがある状況に慣れていき、どんどん床へのチョイ置きが増え、そこから床にモノを置くことが普通になり、散らかる原因となります。

例えば、通販や宅配などで届いた段ボールを玄関に置きっぱなしにすると、そのままになって、どんどん上に段ボールが積み重なって、玄関の一角が段ボール置き場、不要な郵便物や新聞置き場になっていたり……。それほど、床置きはそこにモノがあることを当たり前にする力があります。

床にモノを置かないだけで、部屋は整ってキレイに見えるのです。収納場所=モノの住所が決まっていないモノが家に入ってくることもあります。その時は、とりあえずボックスを作って、その1箱だけにしましょう。

宝島社さんから発売された「床に物を置かないだけで、一生散らからない家になる」もオススメです♪

⑧時間を決めよう!

毎日、片づけをする時間を、確保しましょう。スケジュールを全て埋めるのではなく、時間に余白を持つことが大切です。

1日〇分と片づけの時間を決めてあげましょう! まずは、10分~15分がオススメです♪

例えば……

・朝活として起きたらすぐに10分
・出かける前に〇〇だけ整理整頓
・帰宅後のまだ外モードの時にすぐにする!
・寝る前に! など

自分が出来そうな時間を決めましょう。
ただ、この時に、この時間にできなかった…と自分を責めないようにしましょう。
できなければ、〇〇にする、と次の保険も決めてあげると、心に余裕をもって、スッキリと取り組めるようになります。

片づけスケジュールを決める

そして、仕分けた片付けの項目を、まずは、月単位でスケジュールを書き出してみましょう。

毎日どうするか考え、判断するのは、実は大変です。その時の気持ちや体調に左右されて、決めづらくなり、ルール自体がいつの間にかフェードアウトでなくなってしまうことも…。

まずは、今月残りの日数だけで考えてみるなど、やってみて、改善を繰り返していくのがいいでしょう。
この時に、何もしない日を作ることがコツです。余白の時間や日にちがあることで、出来ない日の分は回したり、調整に充てることができますよ。

出来なくても、焦らないでいられる余裕をもった時間の使い方をすると、あなたの生活自体の変化にも繋がっていくでしょう。

面倒くさがり屋は片づけに向いている!

面倒くさがり、ずぼらさんは片付けが向いている
面倒くさがり屋さん・ずぼらさんは、片づけが出来ない、苦手と思っている方が多いのですが、実は、とっても向いています。


片づけの好きな人なら、ちょっとしたことでも、負担に感じず、出来るかもしれませんが、面倒くさがり屋さんは、要はムダが嫌いな人たちです。

私もすごい面倒くさがり屋です…笑

片づけが面倒くさいと思えるから、より毎日を楽に暮らせる動線を考えられたり、収納のアクション回数を面倒くさいと思わない回数にしたり、モノを増やさない工夫を考えることができます。面倒くさいというその感覚が、実はとても大切なのです。

雑誌のような部屋ではく、自分が暮らす部屋なので、自分を主役として、外から疲れて帰ってきた自分が、どうしたら楽にモノを片付けられて、翌日、目が覚めて気持ちいいと思える部屋に出来るかを考えてみましょう。
自分を心地よくする!がコツです♪♪

まとめ

いかがでしたか?
まずはやってみましょう! やってみて、上手く行かなければ、違う方法を試す!

最初から完璧を目指さず、色々と試行錯誤で試しながら、自分の一番いいものを見つけていくのが、一番の近道だと思います(^^)

片付けは、実はとっても良いことだらけ!です♪

次は、ついに最終回!
掃除についてお伝えします~♪♪お楽しみに♪

なごみFiache.編集部プロフェッショナル

自身の子どもが小さな頃から体調を崩しやすいことがキッカケに整理整頓など暮らしの環境作りや自然療法に興味を持つ。
現在は、子どもを持つ家族の暮らしをテーマに片付け講座、子供向けの夏休み自由研究向け香り講座、親子、ママ対象アロマ講座などを実施している。

【有資格】
・NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)認定 アロマ・インストラクター
・yuica認定日本産精油アドバイザー
・ハウスキーピング協会認定整理収納アドバイザー1級
・整理収納教育士

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