第5回目は、片付けのSTEP3「収納」についてお話していきましょう。片付けの土台となる仕組み作りの最終段階です♪
つい、整理をすると、次はこんな収納グッズを使って、これとこれを入れて…♡など色々とイメージも膨らんでくると思いますが、まずは使いやすい収納を考えることが先決です。
今回は、あなたが収納する際に、どこに気を付けた方がいいかが分かる「オススメ収納診断」をしたいと思います♪
あなたにオススメの収納を知ろう
「収納」とは、使うものを使う時のことを考えて、取り出しやすく収めることです。
収納は、片付けや掃除などの日々のルーティーンを行う上で、とても大切です。モノを整理してスッキリしても、収納が悪いだけで、どんどん家は散らかったり、片付けができなくなったりして、リバウンドを繰り返してしまいます。
今回は、片付かない理由、収納場所があるのに物が出しっぱなしで散らかっている理由を紐解いてみましょう。
収納の引っかかりポイントが分かる!オススメ収納診断
④、⑥は、住所を決めよう
④ 書類や郵便物が机の上にある や、
⑥ 机の上やカバンの中は散らかりやすい
にチェックを入れたあなた。
郵便物や書類が、ポストや鞄から出してそのままある人は、まず、家に入れたモノの住所を決めてあげることが大切です。
郵便物などは、こちらの意思と関係なく家に入ってくるもので特に溜まりやすいモノの一つです。入ったらすぐに仕分け(整理)を、要らないモノはすぐにゴミ箱へ。
要るモノ、見返す必要のあるモノなどは、郵便物を入れる場所を決めて、その場所へしまいましょう。
すぐに出し入れできる場所へ、住所を決めてあげることがポイントです。
また、この時、住所のスペースもしっかりと決めましょう。そのスペース内でやりくりすることがコツです。
カバンの中も、郵便物と同じで、モノの出入りが激しい場所です。いつもカバンに入れている必要なモノと、今日使うものや昨日使ったモノなど出入りするモノが混在しやすく、ゴチャゴチャになりやすいので、こちらも同じように住所を決めてあげるといいでしょう。
いつも使うものは、バッグINバッグなどを使ったり、同じポケットに入れるなどルールを決めて収納しましょう。カバンの中に仕切りを作ることで、しっかりとモノの住所が確定し、出し入れが楽になりますよ。
それをその日のコーデに合わせてカバンを変える場合は、バッグINバッグは特に重宝しそうです。
①、③は、行動動線を考えよう
① 収納場所は決まっているけど、いつの間にか収納しなくなる(使ったものを元に戻せない)
③ 帰宅後、コートや上着などを、ソファーや椅子にとりあえず置く
にチェックを入れたあなた。
実は、行動と収納場所が合っていないのかもしれません。
モノを収納する時、生活する時の行動上の動線(生活動線)を考えて、収納する場所を決めることは、とても大切なことです。特に、収納場所を決めたのに収納しなくなる、元に戻さない、という場合は、生活動線から外れてい外れている事が多く、収納場所を見直す必要があります。
帰宅後、コートや上着をソファーや椅子の上に置いてしまうのも、楽だから、という理由が多いのです。帰宅後の行動の動線上に収納場所があると、とりあえず置きがグッと減少します。
帰ってきたら、玄関ですぐに脱いでかけられるよう、玄関にコート掛けを置いたり、移動式のコート掛けを利用するのもいいでしょう。
ただ、まずは家にあるモノ、収納道具などを使って試すことが必要です。すぐに収納グッズを購入すると、それだけスペースが必要になるので、まずは行動動線上にどのように配置したら、とりあえず置きがなくなるか考えてみましょう。
①、②は、収納グッズを見直そう
① 収納場所は決まっているけど、いつの間にか収納しなくなる(使ったものを元に戻せない)
② 洋服など洗濯した後、畳んでいない洗濯物が山積みになっている、または、洗濯物を干してある場所からそのまま着ている
にチェックが入ったあなた。
収納場所や行動動線をチェックすることも大切ですが、収納の負担も見直してみましょう。
洗濯は生活の中で頻繁に行う家事の一つです。毎回干した後、畳んでしまうということが面倒で、つい山積みにしてしまう…という場合は、畳むことをやめるというのも1つの手です。
畳まずにハンガー収納にしたら、ハンガーに干して、乾いてそのまま収納できたら、時短にもなりますね。
また、オシャレだけど使いこなせていない収納グッズ、使い勝手がイマイチだった、自分に合わなかった収納グッズはありませんか?
その場合は、収納するのがめんどくさくなり、チョイ置きが多くなります。使いこなせていないけれど、気に入っている収納グッズなどは、別の用途で使えないか考えてみてもいいでしょう。または思い切って処分するとスッキリしますよ!
⑤、⑦は、使用頻度に合わせよう
⑤ よく使うモノとそうでないモノが一緒になっている
⑦ 物が雑然と置いてあるのが嫌
に当てはまるあなた。
使用頻度が高いものと低いものが、同じ優先度で収納されているのかもしれません。
毎日使う、週1回使う、年に1回使うなど、モノによって使用頻度は違います。毎日使うものと、年に一度しか使わない季節モノなどは分けて収納するといいでしょう。
使用頻度の高いものは使いやすい場所へ、年に一度の季節ものは、少し使いづらい場所に置いても大丈夫です。
使用頻度の高いモノを出し入れしづらい場所に収納すると、元に戻すことがめんどくさくなりチョイ置きに繋がります。
また、使用頻度の低いものは、中身が分かるように収納すると一目瞭然で、取り出しづらくてもすぐに発見することができます。
人は、置きやすい場所に置いてしまうという特性があります。実はその場所はゴールデンゾーンといって、使用頻度が高いモノを置くのにとても適している場所でもあります。人が立ったまま手の上下だけでモノを出し入れできる、目線から腰の高さです。ここに何を収納するか決めるだけで、生活がグッと楽になりますよ。
⑧は、ラベリングをしよう
⑧ どこに何を入れたか忘れてしまう 、というあなた。
収納場所に、どんな物の居場所かを書いてあげましょう。
整理をしても、生活の中で必要なモノはたくさんあります。それを決めた収納場所に戻すためにもラベリングがあると、モノの場所が明確になり、何も考えずに迷わず元に戻せるようになります。
ラベリングは住所が書いてあるということ。ラベリングは物の場所を共有するのにとても有効な手段の1つで、家族や同居している人がいる場合は、自分以外の人でも、元に戻しやすくなります。特に書類の整理や、同じデザインのボックスを使う時などは効果を発揮するでしょう。
全てにラベリングをすると窮屈になるという人は、生活していく中で要・不要を見極め、自分にとっての「いい塩梅」を見つけてください。
次は、「収納」の順番や理由をもっと詳しくお伝えしたいと思います♪
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