いよいよ浴衣の季節がやってきた!
浴衣を着るときには、下駄もかかせませんよね。
千両下駄(のめり)、右近下駄(うこんげた)、舟形下駄(ふながたげた)、日和下駄(ひよりげた)、高下駄(たかげた)、ぽっくりなど色々な種類の下駄があるけれど、歩きやすくて疲れにくいのってどれ??
そんな質問にお答えして、今回は右近下駄(うこんげた)をご紹介します。
浴衣に似合う疲れにくい下駄を教えて!
右近下駄(うこんげた)がオススメ
浴衣姿を引き立たせる足元のオシャレも大切ですよね。
普段から着慣れている人なら問題ないですが、昔と違いアスファルトを歩くことの多い今、浴衣の足元は歯のない右近下駄がオススメです。
底裏にゴムが貼っているタイプは特に初心者でも歩きやすく、足が疲れにくいという特徴があります。
また下駄の鼻緒の色を浴衣やバッグと合わせたり、目立つ色を差し色として使うなど浴衣のコーディネートを楽しむことも可能です。
右近下駄のあれこれ
右近下駄ってどんな下駄?
撮影協力:ワモノヤトウキョウジョウ
小判型で丸みがあり、女性らしい形をしています。
近年は浴衣では右近下駄がもっとも一般的になっていて、初心者の方でも履きやすく疲れづらいので、初めて履く下駄としてオススメです。
S、M、L、LLとサイズも豊富。
1cmかかとがはみ出した状態で履くのが粋ですよ。
高右近(たかうこん)といって、一般的な右近下駄よりも少しヒールが高いタイプの右近下駄もあり、ヒールが大好き!という方には浴衣でもおしゃれにヒールを履いている感覚で楽しめる下駄です。
右近下駄の底はゴムの貼ってあるモノがオススメ
撮影協力:ワモノヤトウキョウジョウ
右近下駄の底は一般的にはゴムが貼っていますが、ゴムがあるかないかで足の疲れも、歩きやすさも変わってきます。
購入する前に、下駄裏のゴムの有無を確認しましょう。
オシャレな右近下駄いろいろ
朱塗タイプの高右近下駄。
目にも鮮やかな色で足元がとても華やかになりますね。
バッグや帯などと色味を合わせても素敵!
白木タイプの右近下駄。
台の側面に素敵なお花の模様があしらわれていますね。
鼻緒にも同じ花の刺繍が施されていて、涼しげでかわいい印象を与えてくれます。
黒桐下駄。
台座が、黒と茶色が選べて、鼻緒も16種類のデザインから選べるタイプです。
自分の浴衣に似合う下駄をセレクトしやすいですね。
浴衣、帯、下駄、巾着が4点セットになっているタイプ。
セットになっているので、浴衣と下駄の組み合わせなど悩まなくてすみそう。
初めて浴衣を着る方には向いているセットといえそうですね。
他の浴衣に関する特集記事はこちら
・去年と同じ浴衣と帯を、今年もおしゃれ着るにはどうアレンジしたらいいの?
・簡単で見栄えのいい帯の結び方は?
・簡単で見栄えのいい兵児帯(へこおび)の結び方は?
・おしゃれに浴衣の着崩れを防止するにはどうしたらいいの?
・浴衣を今から着るけれど、補正ってどうしたらいいの?
・浴衣に似合うおすすめ髪飾りってどういうのがあるの?夏の髪飾り4選
・浴衣を涼しく着こなすための暑さ対策アイテムってなに?
・浴衣の着付けに必要なものを教えて!
・浴衣に似合う疲れにくい下駄を教えて!