人それぞれ、お尻の形にはタイプがあります。お尻の形を知ることで、自分に似合う服やケア方法、姿勢の悪さなどを確認することもできます。自分はどのタイプか、お尻の形をチェックしてみましょう!
お尻のタイプは6種類!
お尻の形は主に6タイプに分けることができます。次の6つの中からどれに当てはまるかセルフチェックしてみましょう。
①丸尻(桃尻)
自然な丸みのある理想的な形です。
ピーチのように丸い形で、横に広がったり、たるんだりしていない形で桃尻とも呼びます。
横から見たときに美しい半円形をしているのが特徴。楕円形だったり、丸みがなく平らだったりしていないお尻です。
キュッと引き締まっているのも特徴。引き締まっているといっても、硬くカチガチになっているのではなく、弾力がある美しいお尻の形です!
②平尻(扁平尻)
厚みがなく、のっぺりとした印象のお尻。日本人に多いお尻の形です。
骨盤が後傾しているためお尻に脂肪がつきにくいのが特徴。脂肪がないのでボーイッシュで小尻に見えますが、平たくメリハリのない形。パンツをウエストに合わせて選ぶと、お尻の部分の生地が余ってしまう人は扁平尻の可能性が高いです。
扁平尻の人は下腹部が出やすいと言われています。骨盤周りの筋肉が弱いので、ぽっこりお腹になりやすく、座るときに足を組みたくなるのも特徴です。
生まれつきの場合もありますが、歩き方や足を組む習慣などのせいで骨盤が歪んでしまったことが原因の場合もあります。
立っている時はかかと重心にならないように、座っている時は足を組まないように気をつけましょう。姿勢よく、両膝をくっつけるように意識すると、お尻に丸みが出てきますよ。
③タレ尻
脂肪は少ない傾向にありますが、垂れてしまったお尻。
垂れている脂肪を持ち上げると足が長く見えるならタレ尻の可能性が高いです。加齢や運動不足、出産などが原因で垂れてしまうことが多いです。
骨盤が固まり動かしにくくなっていることも多く、お尻の筋肉が衰えやすいのも特徴。特に足を後に出して歩く習慣がない人や、かかと重心の人はお尻の下の方の筋肉が衰えやすく、脂肪が垂れてしまいます。
膝を曲げて歩く、ペタペタと歩く、といった歩き方をする人はタレ尻になりやすいので注意しましょう。
骨盤まわりのストレッチをして、お尻をほぐしましょう。普段から姿勢よく、筋肉を意識して行動することで、垂れたお尻を改善することができます。
④ピーマン尻
お尻の上部にメリハリがなく、下部に脂肪がついているピーマンのようなお尻の形。
骨盤サイドの筋肉が衰えることで、お尻の横に脂肪がついてしまうと、お尻はピーマンのような形になってしまいます。加齢や崩れた姿勢によって脂肪がつき、垂れてしまうことでピーマン尻になる人も少なくありません。
特に腰回りに脂肪がつきやすい人はピーマン尻になりやすいです。さらに脂肪がつくとがっしりとした四角尻になっていきます。
また、出産で骨盤が開いたままだとピーマン尻や四角尻になる可能性があります。
お尻の凹みを埋めるように、骨盤のサイドの筋肉を鍛えましょう。同時に、有酸素運動とストレッチで脂肪を減らしていけば、スッキリしたお尻になりますよ。
⑤四角尻
ウエストから太ももの付け根まで筋肉が多くついている形。後ろから見ると四角く見えるのが特徴です。
ヒップの側面に丸みがないので、女性らしさに欠けてしまうことも。筋トレやランニングなど運動をよくする人に多いお尻の形です。
両足をそろえて立ったとき、足の間に隙間ができない、触ると硬い、といった点も特徴です。
お尻の凹みを埋めるように、骨盤のサイドを鍛えるトレーニングがおすすめです。筋肉が多めな四角尻さんなら、丸いお尻まであと一歩ですよ!
⑥出っ尻
横から見たとき、お尻が突き出ているのが特徴です。
骨盤から背中にかけて反っている姿勢の人に多く、腰痛になりやすいでしょう。腰が反っているとお腹も出っ張って見えるため、実際よりも太ってみられるというデメリットがあります。
腹筋が弱いため前のめりになりやすく、歩くときにはバランスを取ろうとして顎が上がりやすいのも特徴です。
普段から腹筋を意識してみましょう。下腹部に力を入れる、プランクやレッグレイズなどのトレーニングが効果的です。正しい姿勢が保てれば、腰痛は起きにくくなり、お尻も突き出て見えなくなります。
いかがでしょうか?
自分のお尻の形が、どのタイプだか分かりましたか? 美尻を目指すために、自分のお尻の特徴を理解し、トレーニングを実践したり、姿勢などに気を付けたりして生活してみましょう。